タチムシャ【タチムシャ】(飼料作物)
登録番号 | 第5731号 | |
登録年月日 | 1997年 10月 9日 | |
農林水産植物の種類 | イタリアンライグラス | |
登録品種の名称及びその読み | タチムシャ よみ:タチムシャ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 雪印種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市豊平区美園2条1丁目2番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 近藤聡 山淵泰 吉田敬二 小槇陽介 山下太郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ガルフ」,「ヤマアオバ」,「ガルフ」と「タチワセ」の交雑系統等を母材として,母系選抜を繰返し,雑種第4代で採種した37個体の種子を混合して育成された固定品種であり,稈長が長く,茎の太さが太く,葉幅が広い耐倒伏性の強いサイレージ,青刈り及び乾草向きのやや早生種である。 草型は直立~中間,初期草丈はやや高,春期草丈は高である。稈長は長,茎の太さは太,茎数はやや少,葉身長は中,葉幅は広である。穂長はやや短,穂数は少,小穂数はやや多,1000粒重は中,芒の有無と長さは短である。耐寒性は中,耐雪性はやや不良,生育期間はやや短,出穂期はやや早生,春播性は低,再生は中,冠さび病抵抗性は中,乾物率はやや高である。 「タチマサリ」と比較して,春期草丈が低いこと,再生が良いこと,冠さび病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の宮崎試験農場(宮崎県北諸郡三股町)において,平成元年から 「ガルフ」,「ヤマアオバ」,「ガルフ」と「タチワセ」の交雑系統,「ガルフ」と「タチマサリ」の交雑系統等を母材として個体選抜と放任受粉後の個体別採種を繰り返し,3年に37個体を選抜して放任受粉後個体別に採種したものを4年に千葉研究農場(千葉県千葉市)に採種圃を設置し,不良個体を淘汰して等量混合して育成した固定品種である。5年から生産力検定試験及び個体特性検定試験を行い,その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「タチナカテ」であった。 |
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