タキ10500形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 20:05 UTC 版)
「アルミニウム合金製の鉄道車両」の記事における「タキ10500形」の解説
昭和電工の私有貨車で、1968年(昭和43年)に日立製作所で1両のみ製造された。
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タキ10500形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/04 10:17 UTC 版)
「国鉄タキ6400形貨車」の記事における「タキ10500形」の解説
タキ10500形は、アルミナ専用の40t 積タンク車として1968年(昭和43年)1月29日に日立製作所にて1両(タキ10500)のみが製作された。 本形式は、タキ6400形の増備が行われている中で製造された。タキ6400形が普通鋼(鉄)製のタンク体であったのに対して本形式は、耐蝕アルミニウム合金製のため自重の軽量化に寄与した。このためタキ6400形とほぼ同じ大きさであるにも関わらず40t 積を可能とした。しかし製作費が高価であったため、本車以降の製造は再びタキ6400形となった。アルミナを専用種別とする形式は、9形式あったがアルミニウム製の形式は本形式とタキ8400形、タキ8450形の3形式であった。 所有者は昭和電工、常備駅は東海道本線貨物支線(通称、高島線)の新興駅でありタキ6400形と共通運用された。 塗色は、アルミニウム合金地色(銀色)であり、全長は13,380mm、全幅は2,725mm、全高は3,550mm、台車中心間距離は9,500mm、実容積は57.1m3、自重は12.0t、換算両数は積車5.0、空車1.2、台車は14t車軸を使用したTR210Aである。TR210A台車は、本車が唯一の採用例であった。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には車籍がJR貨物に継承されたが、1995年(平成7年)10月に廃車となり同時に形式消滅となった。
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