ソーシャルRPGの進化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:23 UTC 版)
「携帯電話ゲーム」の記事における「ソーシャルRPGの進化」の解説
ソーシャルRPGとしては、2012年1月にスクウェア・エニックスがMobage上で、ファイナルファンタジーシリーズの新作タイトルとして、サイドビュー型RPGの『ファイナルファンタジー ブリゲイド(英語版)』(後の『ファイナルファンタジー ブリゲイド ブレイク ザ シール』)をリリースし、2013年8月にそのAndroid版とiOS版をリリースした。 サイドビュー型タップバトルRPGでは、2013年7月、gumiグループ企業のエイリムが『ブレイブ フロンティア』をリリースした。その後、そのフォロワーとして、『マギアブレイク』(2014年4月・インブルー)、『ノブナガ・ザ・フール 戦乱のレガリア』(2014年7月・バンク・オブ・イノベーション)、『ONE PIECE トレジャークルーズ』(2014年5月・バンダイナムコゲームス)、『ソードアート・オンライン コード・レジスタ』(2014年12月・バンダイナムコゲームス)、『ザクセスヘブン』(2015年8月・バンダイナムコオンライン)、『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』(2015年10月・スクウェア・エニックス)、『LINE 三国志ブレイブ』(2015年11月・LINE)、『ブレイブファンタジア』(2016年1月・MSF)などがリリースされた。 また、ソーシャルRPGにおいても買い切りRPGの『Infinity Blade』等の影響を受けて3Dグラフィックスを採用したタイトルが登場し、『ギルティドラゴン 罪竜と八つの呪い』(2012年10月・バンダイナムコエンターテインメント)、『ドラゴンコレクションRPG ~少年と神狩りの竜~』(2014年4月・コナミ)、『ファイナルファンタジー アギト(英語版)』(2014年5月・スクウェア・エニックス)、『メビウス ファイナルファンタジー』(2015年6月・スクウェア・エニックス)、『星のドラゴンクエスト』(2015年10月・スクウェア・エニックス)、『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』(2017年2月・スクウェア・エニックス)、『テイルズ オブ ザ レイズ』(2017年2月・バンダイナムコエンターテインメント)、『ディアホライゾン』(2017年8月・スクウェア・エニックス)、『禍つヴァールハイト』(2019年4月・KLab)、『ブレイドエクスロード』(2019年10月・アプリボット→マイネット)、『テイルズ オブ クレストリア』(2020年7月・KLab/バンダイナムコエンターテインメント)などの3DベースのソーシャルRPGがリリースされた。 スマートフォン向け美少女ソーシャルRPGでは、2012年にジーンが『マジカル少女大戦』をリリースしたほか、『先生! 次はバトルの時間です。』(2013年2月・サイバーエージェント)、『魔界学園カタストロフィ』(2013年8月・セガ)、『連撃のブレイブハーツ』(2013年8月・ポケラボ)、『ファンタジスタドール ガールズロワイヤル』(2013年9月・ドリコム)、『ガールズ×マジック』(2013年9月・バンク・オブ・イノベーション)、『アンジュ・ヴィエルジュ 〜ガールズバトル〜』(2013年12月・セガゲームス)などが登場した。その後、3Dのものも登場し、『スクールガールストライカーズ』(2014年4月・スクウェア・エニックス)、『オルタナティブガールズ』 (2016年7月・サイバーエージェント)、『放課後ガールズトライブ』(2016年12月・エイチーム)、『拡張少女系トライナリー』 (2017年4月、コーエーテクモゲームス)、『プロジェクト東京ドールズ』(2017年6月・スクウェア・エニックス)、『ぱすてるメモリーズ』(2017年10月・フリュー) 、『けものフレンズ3』(2019年9月・セガゲームス→アピリッツ)、『ラピスリライツ 〜この世界のアイドルは魔法が使える〜』(2021年12月・盛趣遊戯/KLab)、『ヘブンバーンズレッド』(2022年2月・ビジュアルアーツ/WFS)などの3D美少女ソーシャルRPGがリリースされた。 2012年4月、スクウェア・エニックスは新規IPである『拡散性ミリオンアーサー』 をリリースし、2014年11月にその続編となる『乖離性ミリオンアーサー』をリリースした。その後、そのフォロワーとして、『LINE 潜空のレコンキスタ』(2016年10月・LINE)、『ましろウィッチ』(2018年・スクウェア・エニックス) などがリリースされた。 2013年12月、マーベラスAQLは『剣と魔法のログレス いにしえの女神』をリリースした。その後、そのフォロワーとして、『ファイナルファンタジーグランドマスターズ』(2015年10月・スクウェア・エニックス)、『ブレイブリーデフォルト フェアリーズエフェクト』(2017年3月・スクウェア・エニックス)などがリリースされた。 2014年3月、Cygamesは『神撃のバハムート』をベースとした『グランブルーファンタジー』をリリースしヒットさせた。その後、そのフォロワーとして『神姫PROJECT』(2016年3月・DMM.com) 、『GOD EATER RESONANT OPS』(2018年4月・バンダイナムコエンターテイメント)などが登場した。 アニメ製作会社のアニプレックスもスマートフォンゲーム市場に参入し、『Fate/Grand Order』 (2015年)、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』 (2017年) などのRPGを企画・展開し、ヒットさせた。また、それらのフォロワーとして『魔王の始め方オンライン』(2017年・DMM・スマホ対応は2018年)、『サクラ革命 〜華咲く乙女たち〜』(2020年・セガ)、『ファンタジア・リビルド』(2020年・EXNOA)、『BLAZBLUE ALTERNATIVE DARKWAR』(2021年・アークシステムワークス)が登場した。 シミュレーションRPGでは、2011年にスクウェア・エニックスが『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』を買い切りとしてスマートフォンに移植したほか、2013年にそのシリーズの最新作としてソーシャルゲームの『ファイナルファンタジータクティクス S』をリリースした。その後、『テラバトル』(2014年10月・ミストウォーカー)、『ファントム オブ キル』(2014年10月・Fuji&gumi Games)、『誰ガ為のアルケミスト』(2017年6月・Fuji&gumi Games)、『ファイアーエムブレム ヒーローズ』(2017年2月・任天堂)、『スーパーロボット大戦DD』(2019年8月・バンダイナムコエンターテインメント)、『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』(2019年11月・gumi/スクウェア・エニックス)、『ドラゴンクエストタクト』(2020年7月・Aiming/スクウェア・エニックス)などのシミュレーションRPGが登場した。 ベルトスクロール式アクションRPGでは、『スペースファイター』(2013年8月・崑崙日本)、『グリムノーツ』 (2016年1月・スクウェア・エニックス)、『ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ』(2016年8月・バンダイナムコエンターテイメント)、『追憶の青』(2016年9月・WFS)などが登場した。 横スクロール式アクションRPGでは、PC向けゲーム「メイプルストーリー」のスマートフォン版である『メイプルストーリーポケット』(2015年8月・ネクソン) が登場した。その後、『ららマジ』(2017年1月・WFS)、『Panipani-パラレルニクスパンドラナイト』(2017年9月・コロプラ)、『メイプルストーリーM』(2019年4月・ネクソン)などが登場した。 その他、スクウェア・エニックスは、シリーズIPでは『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』(2014年1月)、『ファイナルファンタジー レコードキーパー』(2014年9月)、『ヴァルキリーアナトミア -ジ・オリジン-』(2016年4月)、『ロマンシング サガ リ・ユニバース』(2018年12月)、『ニーア リィンカーネーション』(2021年2月)などを、新規IPでは『シノアリス』(2017年6月)などといったスマートフォン向けソーシャルRPGをリリースしている。また、その他のスマートフォン用オリジナルRPGのヒットタイトルとしては、『サウザンドメモリーズ』(2013年・アカツキ)、『消滅都市』(2014年・GREE)、『ゆるドラシル』(2014年・クローバーラボ)、『ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-』(2016年・Happy Elements)、『アナザーエデン 時空を超える猫』(2017年・GREE)、『メギド72』(2017年・DeNA)、『魔界戦記ディスガイアRPG』(2019年・フォワードワークス)などがある。
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