セルジューク・東ローマ戦争とは? わかりやすく解説

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セルジューク・東ローマ戦争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/28 03:11 UTC 版)

セルジューク・東ローマ戦争(セルジューク・ひがしローマせんそう)は、セルジューク朝、および後継国家のルーム・セルジューク朝と、東ローマ帝国およびニカイア帝国との間に起こった戦争である。




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セルジューク・東ローマ戦争(1055年 - 1308年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 02:15 UTC 版)

東ローマ帝国」の記事における「セルジューク・東ローマ戦争(1055年 - 1308年)」の解説

1055年、セルジューク・東ローマ戦争が始まり1071年にはマラズギルト(マンジケルト)の戦いでトルコ人セルジューク朝敗れたため、東からトルコ人侵入して領土急速に縮小した小アジアのほぼ全域トルコ人奪われノルマン人ルッジェーロ2世には南イタリア奪われた。 1081年即位した、大貴族コムネノス家出身皇帝アレクシオス1世コムネノス在位1081年 - 1118年)は婚姻政策地方の大貴族皇族一門取りこみ、帝国政府を大貴族連合政権として再編強化することに成功したまた、当時地中海貿易進出してきていたヴェネツィア貿易特権引き換え海軍力の提供を受ける一方ローマ教皇援軍要請しトルコ人からの領土奪回図ったアレクシオス1世と、その息子名君とされるヨハネス2世コムネノス在位1118年 - 1143年)はこれらの軍事力利用して領土回復成功し小アジアの西半分および東半分沿岸地域およびバルカン半島奪回東ローマ帝国は再び東地中海強国地位取り戻したヨハネス2世の後を継いだ息子マヌエル1世コムネノス在位1143年 - 1180年)は有能勇敢な軍人皇帝であり、ローマ帝国復興目指し神聖ローマ帝国との外交駆け引きイタリア遠征シリア遠征建築事業などに明け暮れた。しかし度重なる遠征建築事業国力疲弊した。特にイタリア遠征エジプト遠征は完全な失敗終わり、ヴァネツィアや神聖ローマ帝国を敵に回したことで西欧諸国との関係も悪化した1176年には、アナトリア中部ミュリオケファロンの戦いトルコ人ルーム・セルジューク朝惨敗した犠牲者のほとんどはアンティオキア公国軍勢であり、実際それほど大きな負けではなかったらしいが、この敗戦東ローマ帝国国際的地位地に落ちた

※この「セルジューク・東ローマ戦争(1055年 - 1308年)」の解説は、「東ローマ帝国」の解説の一部です。
「セルジューク・東ローマ戦争(1055年 - 1308年)」を含む「東ローマ帝国」の記事については、「東ローマ帝国」の概要を参照ください。

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