セイエリー【セイエリー】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11173号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイエリー よみ:セイエリー | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 18日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「セイパフィー」に桃白複色一重咲スプレイ系混合花粉交配して育成されたものであり、花は淡黄緑色で底部が濃赤紫色のやや小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは細、色は緑、強さはやや弱、中空の程度は小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや長である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは長、一次欠刻はやや深、表面の色、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさはやや小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさはやや小、厚みは低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少である。管状花部の直径は小、管状花数は中、分布は集中、長さは小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや小、幅は狭、外花弁の表面の色は淡黄緑(JHS カラーチャート3303)で底部は濃赤紫(同9509)、裏面の色は淡黄緑(同3303)で底部は穏赤紫(同9513)、舌状花表面の色の分布状態は底赤、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は平らな円錐状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり小、花首の太さはかなり細、長さは短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は早である。「セイカラー」及び「コラール」と比較して、茎の色が緑であること、花房の形が円錐形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「セイパフィー」に桃白複色一重咲スプレイ系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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