ストーンズ脱退と以後の活動とは? わかりやすく解説

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ストーンズ脱退と以後の活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 03:02 UTC 版)

ビル・ワイマン」の記事における「ストーンズ脱退と以後の活動」の解説

ビル1970年代よりストーンズ脱退示唆するような発言を度々行っており、1980年インタビューでもはっきりと「俺はストーンズからリタイアする。他にやりたいことがあるんだ」と宣言している。1980年代半ばミックキース衝突しストーンズ活動停滞すると、普段は不満を外に漏らすことの少なビルもこの時ばかりはミック対し公然と批判の声上げた1989年ミックキースの仲が改善しストーンズ復活した後も、ビル気持ちだけは元に戻ってはいなかった。 1991年シングル「ハイワイアー」のプロモーションビデオ撮影ビル無断欠席し、これにミック見切りをつける形となり、ビル脱退決定的となる。1992年暮、ストーンズヴァージン・レコード新規契約を結ぶ際にビルはついにサインせず、正式に脱退決まったキースチャーリー最後までビル説得しチャーリーは「何度も頼んだ気持ちは変わらなかった」と悔しさ吐露しているが、ミックは「仕方ないね。新しベーシスト探さないと」と気にも留めなかった。以降グループ正式なベーシスト置かずダリル・ジョーンズサポートメンバー据えて現在に至る。 ビル2013年インタビューで、脱退決意したのは1990年の日本ツアーであったことを打ち明けている。その理由について「40年飛行機乗っていて、ぞっとするような瞬間も相当経験してきて、日本ツアーでもう飛行機乗りたくないと決意したんだ。最後ヨーロッパツアーでは僕だけ陸路移動してたんだよ」と説明している。しかしビル1990年ツアー終了後上梓した自伝ストーン・アローン』には、脱退決意窺わせるような記述見当たらないストーンズ脱退したことへの後悔は「全くない」という。 しばらくの沈黙の後、1997年にリズム・キングスを結成。このバンドではR&Bオールディーズスタンダードナンバーカバー中心に行っている。リズム・キングスには元ストーンズミック・テイラージョージ・ハリスンといった豪華ゲスト参加している。リズム・キングスはこれまでに5アルバムリリースしているが、このうち2000年発表の『Groovin' 』が全英52位、2001年の『Double Bill』が全英82位にランクインしている。 2002年ストーンズ40周年記念ツアービル参加するではないかという噂が流れたが、これは実現しなかった。しかし10年後の2012年11月行われた50周年記念ライヴでは、ゲストとしてストーンズステージ立った1990年以来、実に22年振りストーンズメンバー演奏した。ところが、このステージでたった2曲しか参加できなかったのが不満だった明かしていて、たった2曲のためにこの後行われた12月アメリカ公演のために渡米する気はないとし、良好な関係を保っているミック・テイラーとは違い2013年から始まったワールド・ツアーには参加していない。 2015年全曲新作オリジナルアルバムとしては32年ぶり(日本では23年ぶり)となる『Back to Basics』を発表2016年3月8日自身Twitterにて前立腺がん公表

※この「ストーンズ脱退と以後の活動」の解説は、「ビル・ワイマン」の解説の一部です。
「ストーンズ脱退と以後の活動」を含む「ビル・ワイマン」の記事については、「ビル・ワイマン」の概要を参照ください。

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