ジオン訛り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 08:44 UTC 版)
『機動戦士ガンダム』作中で「ジオン訛り」という単語が現れる。テレビ版第28話でホワイトベースに潜入したフラナガン・ブーンが、同時に潜入したキャリオカに言うセリフであり、「訛りがひどいため喋るな」と作中で指摘している。 この設定は後に『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』第4話においてバーナード・ワイズマンが連邦軍基地に潜入した際にも用いられ、訛りと会話内容の間違いからジオン兵であることが判明してしまう。このシーンではバーナードのジオン訛りがオーストラリア訛りと勘違いされていた。『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』第3話においても、ガトーがジオン残党軍のユーコン級潜水艦に乗り込んだ時に、「久しぶりにジオン訛りを聴いた」と懐かしむシーンがある。 また、OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第2話では、鹵獲した陸戦型ザクIIに搭乗してジオン兵を装った連邦軍特殊部隊セモベンテ隊のフェデリコ・ツァリアーノ中佐の声に、ジオンの警備兵が「ひどい訛り」と指摘している。もちろんジオン兵を装うための偽装であると思われる。 ただ、いずれの作品においても、劇中での会話は全て日本語であり、視聴者が耳で聞いて特徴的な訛りを理解できるような演出はなされておらず、またジオン訛り自体についての公式設定も存在しない。唯一の例として、OVA『MS IGLOO』の没案、および同作漫画版において地球連邦軍量産型モビルスーツの名前「ジム」(GM)の発音は、ジオン読みでは「ゲム」であるとされており、あたかもジオン訛り≒ドイツ語であるかのように設定されている。また、同作漫画版には連邦からジオンに亡命した際にドイツ語風に改姓した登場人物もいる。 近年の映像作品では、ドイツ語風の名前を持つ将兵や、ドイツの都市や北欧神話を艦名の由来に持つ艦船が多数登場している。 なお、『ポケットの中の戦争』北米版ではケンプファーのパイロットであるミハイル・カミンスキーがロシア語訛りの英語で話すという演出がなされているが、ジオン訛りとは関係ないようである。
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