フェデリコ・ツァリアーノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 05:31 UTC 版)
「機動戦士ガンダム MS IGLOOの登場人物」の記事における「フェデリコ・ツァリアーノ」の解説
声 - 中田譲治 地球連邦軍のコマンド部隊「セモベンテ隊」隊長で、階級は中佐。ツァリアーノの率いるセモベンテ隊は鹵獲した陸戦型ザクII(J型)を運用し、味方を装ってジオン公国軍物資集積所を襲撃するというゲリラ作戦を実施していた。元々は戦車乗りであったとされるが、劇中では人相相応に粗暴な口調と性格、左目の眼帯、傷跡の残った顔など、「ステレオタイプなチンピラ兵士の親玉」として描かれている。だが一方で冷静な戦略眼と確かな戦技を持った指揮官でもあり、部下たちを思い遣れる人情味も持ち合わせている。連邦軍人には珍しく、特別にデザインされたヘルメットを装着している。 ツァリアーノは頭部にブレードアンテナを装備した指揮官仕様のザクII(J型)1号機【機番321】に搭乗。第128物資集積所襲撃の際は歩哨を120ミリザクマシンガンで射殺。第67物資集積所では油断した警戒中のザクIを至近距離から銃撃するなど残忍さがうかがえる戦法をとっている。その際、ジオン兵に「お前、ひどい訛りだな!」と言われていることから、「ジオン訛り」まで真似することはできていない模様(当人は「色々、訳ありでね」と返している)。 ソンネンが駆るヒルドルブからの奇襲攻撃を受けた際、混乱する部下を一喝、敵の置かれている状況を冷静・的確に分析し、部隊に指示を出している。しかしながらヒルドルブの性能は彼の予想を超えており、乗機は右足を損壊させられ、部下達も全滅する。その後ザクマシンガンの台尻でヒルドルブに格闘戦を挑み、その頭部に接射を見舞い沈黙させる。ヒルドルブを撃破したと思い、マイたちが乗るコムサイを仕留めるべく移動を開始したところを、背後からヒルドルブの主砲の砲撃を受けて戦死。かなりの近距離から砲撃されたため、その衝撃で彼のザクIIは撃たれた瞬間に上半身が爆砕。直後にヒルドルブも完全に沈黙する。
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