JMS 237【ジェイエムエス 237】(きのこ類)
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登録番号 | 第11578号 |
登録年月日 | 2003年 11月 18日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | JMS 237 よみ:ジェイエムエス 237 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 11月 19日 | |
品種登録者の名称 | 森産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 群馬県桐生市西久方町一丁目2番23号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 安藤正志、宇野木悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「JMS 888」に「明治製菓 908」を交配して育成されたものであり、菌さんが中葉、中肉質の自然栽培向きのやや低温性の品種である。菌さんの形は平面が円形、側面が平形、大きさは中、色は褐色、厚さ及び肉質は中である。りん皮の付着部位は周縁、大きさは中、色は無である。子実層たくの形状は1型、並び方は正常、幅及び密度は中、色は白色である。菌柄の形は1型、長さは中、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は大、太さはやや細、色あい、毛の有無及び毛の色は有、肉質は中である。子実体の発生時期は春秋、発生型は散発、発生温度はやや低温、発生最盛期までの期間は長である。乾物率は10~15%未満、子実体1個当たりの平均乾重は 4.0~4.5g未満、収量性はやや多である。「JMS 7L-5」と比較して、菌さんの側面の形が平形であること、子実体の発生型が散発であること等で、「JMS 888」と比較して、菌さんの肉の形が1型であること、菌柄が長いこと等で区別性が認められる。なお、「JMS 7L-5」及び「JMS 888」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に明治製菓株式会社の施設(栃木県宇都宮市)において、「JMS 888」に「明治製菓 908」を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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