ショッカー改造人間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 05:51 UTC 版)
「仮面ライダー THE FIRST」の記事における「ショッカー改造人間」の解説
首領や幹部の命令で動く怪人。彼らも本郷たちと同じく、元は普通の人間であり、スパイダーや『THE NEXT』のシザーズジャガーのように、改造後も普段は人間社会に溶け込んで生活している者もいるが、一様に作戦を遂行する際は、仮面(マスク)を着用することにより、正体と感情を隠すことが義務付けられている。ライダーキックなどの強い衝撃を受けると破壊、爆発することから、体内には生物的な改造だけではなく、機械的な部品などが使用された強化が図られていると思われる。リジェクション発生を抑えるために、ショッカー施設において一定期間内の血液交換を必要とする。便宜上、“ライダー”と“怪人”としているが、裏切る前のライダーもショッカーのバッタ怪人“ホッパー”であった。 登場する改造人間たちは、スネークを除いていずれも旧作『仮面ライダー』や漫画版に登場した怪人たちへのリスペクトやオマージュも込められ、同じショッカーに改造された仮面ライダーとのイメージの統一を図るため、「マスクを被り、スーツを着込んだ姿」という仮面ライダーと同一のデザインコンセプトを元に作られている。原典におけるショッカーベルトに替わる共通項として、1号以外にはショッカーエンブレムをコスチュームに背負わせている。 ホッパー1号(仮面ライダー1号)、ホッパー2号(仮面ライダー2号) ホッパー1は本郷猛が、ホッパー2は一文字隼人が、それぞれ変身するバッタの能力を持った改造人間。 昭和での仮面ライダー1号と2号は「技の1号」「力の2号」と呼ばれているが、本作品では戦闘スタイルが正反対になっており、いわば「力の1号」「技の2号」となっている。また「仮面ライダー」という言葉は使われておらず、変身後は「ホッパー」、または本名で呼ばれている。 劇中呼称はないが、ライダーキックを彷彿させる飛び蹴りをとどめに使用する。 スパイダー 個人タクシー運転手山中 太一(やまなか たいち)が特殊強化服を装着し、仮面を被ることで変身する、蜘蛛の能力を持った改造人間。 バット エキセントリックでヒステリックな言動の黒マントの男が仮面を装着することで特殊強化服に瞬時に身を包み、変身する、蝙蝠の能力を持った改造人間。 コブラ 三田村晴彦が特殊強化服を装着し、仮面を被ることで変身する、コブラの能力を持った改造人間。 主な任務は裏切り者であるホッパーの抹殺で、圧倒的な怪力を生かした格闘技と、スネークとの息の合った連携技を武器にライダーを苦しめる。 スネーク 原田美代子が特殊強化服を装着し、仮面を被ることで変身する、蛇の能力を持った女性の改造人間。 身軽で柔軟な身体を生かした変幻自在の足技や蛇拳で、コブラと共にライダーと戦う。 ショッカー戦闘(斗)員 怪人たちの下に位置し、集団で動く量産性を重視した簡易型改造人間。 常人の3倍の運動能力を持つ。黒ずくめの肋骨に似たマークが入ったスーツに、防毒マスク状のプロテクターをつけている。死ぬ際には、全身が泡となって消滅する。
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