システム・デザイン・プログラム系とは? わかりやすく解説

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システム・デザイン・プログラム系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/22 02:35 UTC 版)

西原清之」の記事における「システム・デザイン・プログラム系」の解説

トロント大学在任中に受けたもう一つ出会いは、1964年出版されたばかりの、クリストファー・アレグザンダーChristopher Alexander)の本だった。難解な数学理論駆使して、形(form)を操作する見事さ魅了されたが、西原は既に卒論で<色彩と形の関係>について専攻していたので、理解するのにあまり時間はかからなかった。形の操作デザインシステムとの関係の解明へと進み、やがて現代における建築単なる箱(シェルターではなく情報エネルギー供給を常に受けなくてはならない空間制御装置>であるという概念の形成に至る。そして空間刺激応答系を内包し限りなく自動化目指しているとした。 これらの過程整理したのが2冊目の本、「空間システム デザインとなった東京大学丹下健三研究室出身者で、システム工学アプローチ目指したのは、西原清之のほかにも山田学月尾嘉男などがいたが、丹下健三研究室では少数派であった1967年になって当時東京大学助教授であった石井威望(現:東京大学名誉教授)と、丹下健三研究室大学院生であった月尾嘉男(現:東京大学名誉教授)らとKAM-1号プロジェクト完成させているが、その頃コンピュータ使った空間シミュレーション珍しくAIによる最先端を行く研究であったと云われている。詳細について前掲著書の中で具体的に引用されている。 なお、1984年から千葉大学の<計画工学講座で、システム工学建築計画論を講義しているが、これはオリジナル書きおろされたものであったのに、出版され記録はない。 SH-1プロジェクト(1958) 新制作派協会展/システム化住宅作品 KAM-1号プロジェクト1967大田区/JR蒲田駅再開発 M-1号プロジェクト1970三菱化成/量産住宅開発 公団住宅ストック改良諸方に関する研究(1977-1979) 住宅都市整備公団 カタログ方式による住宅供給に関する研究1984住宅都市整備公団 既存住宅における内装部品装置研究(1986-1992) 住宅都市整備公団+BL部品開発センター 大規模団地における建替え手法に関する研究(1990-1994) 住宅都市整備公団 千葉大学建築学科講義録1985計画工学講座

※この「システム・デザイン・プログラム系」の解説は、「西原清之」の解説の一部です。
「システム・デザイン・プログラム系」を含む「西原清之」の記事については、「西原清之」の概要を参照ください。

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