シェキドルとは? わかりやすく解説

シェキドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 05:47 UTC 版)

シェキドル
出身地 日本
ジャンル J-POP
活動期間 2000年 - 2002年
レーベル zetima
事務所 グリーンパーク・ミュージック
共同作業者 つんく♂
新堂敦士
高橋諭一
メンバー 北上アミ
末永真己
荒井紗紀
旧メンバー 大木衣吹

シェキドル(Sheki-Dol)は、2000年デビューした日本女性歌手グループで、ハロー!プロジェクトの一員。

概要

当時のハロプロメンバーはアップフロントプロモーション(当時は「アップフロントエージェンシー」)に所属していたがシェキドルはグリーンパーク・ミュージック(現エスプロ)に所属していた。音楽プロデューサーつんく♂[1]。ユニット名は、熱いイメージの少女と言う意味の「赤道ドール」と「Shake It」を掛けている[1]

ハロー!プロジェクトとしては初めて、2人組でデビューするユニットであった[2]。つんく♂がプロデュースを手がけたタレントの中では、初めてつんく♂自身が編曲を行ない、自らドラムとギターでバックアップしており、デビュー当初は周囲から大きな期待を受けていた[2]

ハロー!プロジェクト内の他の多くのタレント、ユニットと異なり、ロック調の楽曲が特徴[3]。ロックの楽しさを味わい、その意志を強めるために、路上ライブも経験していた[4]。1枚目のシングル「心のフェロモン」はインディーズであり[1]、インディーズのレーベルからデビューというのも、つんくファミリーの中では初めてであった[4]

2002年、体調不良による末永の脱退をきっかけに解散。活動期間は2年に満たなかった。

メンバー

解散時のメンバー

  • 北上アミ(きたがみ アミ、1980年7月22日[2] - )
    • 本名、領毛あゆみ(りょうけ あゆみ)。解散後は本名名義でソロタレント活動。
  • 末永真己(すえなが まみ、1980年10月23日 - )
    • 本名同じ。活動中に体調不良を訴え、入院。その後体調が回復した後、作詞家・コーラス家に転向。玉置成実コーラスSister Qの作詞家として活動。2007年9月、ソロ・プロジェクト「」として島崎貴光プロデュースでデビュー。
  • 荒井紗紀(あらい さき、1978年3月8日 - )
    • 本名、荒井沙紀(読みは同じ)。解散後はソロでライブ活動や女流舟券師として活動[5]。その後海外留学を経て、再び音楽活動を開始している。また、本人のブログも開設されている。2009年にプロサッカー選手堀之内聖(当時浦和レッズ所属)と結婚[6]

途中脱退したメンバー

  • 大木衣吹(おおき いぶき、1982年3月2日[2] - )
    • 解散後はEVEKI名義でソロシンガー活動[7]

略歴

2000年
2001年
  • 1月7日、ハロモニ。大新年会に出演。
  • 3月、末永真己が加入し、3人ユニットとなる。
  • 3月31日、Hello! Project大運動会に参加。背番号「筋」「肉」「質」。
  • 夏、大木衣吹がソロシンガーを目指して脱退、替わって荒井紗紀が加入。
  • 11月、日本体育大学学園祭出演予定が、火災により中止。
  • 12月、「愛は無敵 〜二十歳の夜の誓い〜」でメジャーデビュー。
  • 12月、ハロー!プロジェクト離脱を発表。
2002年
  • 1月、末永真己が体調不良を訴え、入院したが、一向に良くなる気配が無く、解散。

音楽

シングル

インディーズ
  1. 心のフェロモン(2000年11月1日)
    • 「アイドルをさがせ!」エンディングテーマ
    • 「さんまのSUPERからくりTV」 エンディングテーマ[8]
  2. 徹底的運命(2001年4月13日、SPRE-9005/TGCS-1117)
  3. 全体的に大好きです。(2001年6月27日)
メジャー
  1. 愛は無敵〜二十歳の夜の誓い〜(2001年12月5日)

出演

ラジオ

  • ファンキー☆モンキー☆シェキ☆(bayfm

脚注

  1. ^ a b c d 「つんくの末っ子「シェキドル」はロックな妹」『スポーツニッポン』スポーツニッポン新聞社、2000年11月4日、56面。
  2. ^ a b c d かずよち「注目すべきインディーズ系アーティスト厳選チョイス シェキドル つんくさん、テレビと一緒だって(笑)」『オリコン・ウィーク The Ichiban』第22巻第40号、オリコン・エンタテインメント、2000年10月30日、82頁、大宅壮一文庫所蔵:200123887 
  3. ^ 「新曲コーナー「心のフェロモン」シェキドルほか」『読売新聞読売新聞社、2000年11月15日、東京夕刊、8面。
  4. ^ a b 「つんくファミリー新加入「シェキドル」インディーズからデビュー」『産経新聞産業経済新聞社、2000年12月18日、大阪夕刊、7面。
  5. ^ 荒井沙紀”. プレミアムエンターテイメント. 2020年10月27日閲覧。
  6. ^ 荒井紗紀. “ご報告。”. 荒井沙紀 official blog. 2009年1月9日閲覧。
  7. ^ EVEKI(大木衣吹). “EVEKI OFFICIAL HOMEPAGE”. 2005年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年7月6日閲覧。
  8. ^ 心のフェロモン”. アップフロントワークス. 2021年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月25日閲覧。
  9. ^ (3ページ目)Buono!、きら☆レボから、こぶしファクトリーまで ハロプロ×アニソンを俯瞰する”. Real Sound (2016年7月26日). 2020年10月18日閲覧。

シェキドル

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ハロー!プロジェクト」の記事における「シェキドル」の解説

2000年7月11日、『第4回モーニング娘。&平家みちよ妹分オーディション』の選抜メンバー結成され同年11月1日インディーズデビューした。その後メンバー入れ替え経て2001年12月メジャーデビューしたが、翌2002年1月解散した

※この「シェキドル」の解説は、「ハロー!プロジェクト」の解説の一部です。
「シェキドル」を含む「ハロー!プロジェクト」の記事については、「ハロー!プロジェクト」の概要を参照ください。

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