サービス開始と度重なる計画変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 21:49 UTC 版)
「アステル東京」の記事における「サービス開始と度重なる計画変更」の解説
2002年8月1日に鷹山がTTNetから東京電話アステル事業を買収し、PHSサービスを、子会社「マジックメール(東京テレメッセージ継承会社)」が請け負う事となった。また、ブランド名も「アステル東京」に戻した。旧東京テレメッセージは当初のアステル東京出資企業の一社であり、再び提携関係を持つ事になる。 この際TTNetは鷹山に事業支援金として60億円を支払っている。なお、マジックメールは同年10月1日付で鷹山に合併されている。 鷹山にはアステルグループの中核としての復活が期待されたが、譲受から間もない同年11月30日にアステル九州が新規加入受付を中止したことで早くも暗雲が立ち込み始めた。新生YOZANのもとデータ通信の最大64kb/s化や関西電力と共同でデータ通信の定額サービスを提供すると計画されたがいずれも頓挫。新音声端末の投入もアナウンスされたが果たされることはなかった。また「データバリュー」「定額100プラン」と言った新料金プランを導入するも顧客流出を止めることが出来ず、コスト削減のためにサービスセンターの閉鎖やアンテナの間引きを行い、そのことがさらなる顧客流出へと繋がった。 2004年8月31日には同年11月30日をもって他地域アステル事業者エリアでのローミング、ドットi(アステルPHS電話機での簡易ウェブ閲覧サービス)・mozioサービス、留守番電話等音声通話を除く殆どのサービス終了がアナウンスされた。しかし、利用者の反対などによりメールサービスについては10月31日存続が決定された。
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