サービス貿易協定
モノではなくサービスに関する外国との取引についての協定。主に「サービス貿易に関する一般協定」(GATS)を指す他。いわゆる新サービス貿易協定(TiSA)を指すことがある。
サービス貿易協定(GATS)は1995年に世界貿易機関(WTO)と共に発足した。通信、金融、観光、娯楽、運送など、原則的に政府権限として行使されるサービスを除く全てのサービスにおいて、取引の自由化・市場開放が行われる。サービスの提供様態は4つの区分が設けられている。
新サービス貿易協定(TiSA)は、サービス貿易協定(GATS)以上の自由なサービス貿易の実現を目指して有志国が討議している協定の構想である。ルールの強化や自由化の拡大などが構想として盛り込まれている。
関連サイト:
1)GATS(General Agreement on Trade in Services )とは - 外務省
新サービス貿易協定(TiSA)交渉の進展(参加国・地域による共同発表) - 外務省
サービス貿易協定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 14:21 UTC 版)
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