サンバ (アルゼンチン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/15 14:04 UTC 版)
サンバ(Zamba) はアルゼンチン北西部の6/8拍子の民俗舞曲である。
概要
ペルーのサマクエカ(zamacueca、現在はマリネラと称する)を起源とする踊りで、ボリビアとチリのクエッカと同一系統である。ブラジルのサンバ(Samba)とは、語源に関連性はあるかもしれないが、まったく異なった音楽である。
男女のペアがハンカチを振りながら踊る点に特徴がある。曲は前奏 - テーマ - テーマ - サビという構成を1単位として、これを2回繰り返す。アルゼンチンのフォルクローレのなかでは、チャカレーラと並んでもっとも一般的な音楽である。
楽器は、ギター(クラシックギター)に、ボンボが加わり、さらにピアノ・アコーディオン・バンドネオン・ハーモニカ・バイオリン・マンドリン・フルート・ケーナ・シンセサイザーなど、様々な楽器が使われる。 アタウアルパ・ユパンキ、チャンゴ・ロドリゲス、ホルヘ・カフルーネ等、ギターでの弾き歌いに深い魅力がある。
代表的な曲
- 希望のサンバ(Zamba de mi esperanza)(Luis H. Morales) アルゼンチンでは「第2の国歌」
- トゥクマンの月(Luna tucumana)(アタウアルパ・ユパンキ Ataualpa Yupanqui)
- 月に魅せられて(mi luna cautiva)(チャンゴ・ロドリゲス) ソレダーがカバーしアルゼンチンでヒット
- クリオジータ・サンティアゲーニャ(Criollita santiagueña)(アタウアルパ・ユパンキ)
- アルフォンシーナと海(Alfonsina y el mar)(曲:アリエル・ラミレス Ariel Ramirez、詞:フェリックス・ルナ Felix Luna)
- 悲しみのサンバ(Tristecita)(曲:アリエル・ラミレス、詞:フェリックス・ルナ)
- カーニバルの香り(Perfume de carnaval)(ペテコ・カラバハル Peteco Carabajal)
などがある。
関連項目
「サンバ (アルゼンチン)」の例文・使い方・用例・文例
- サンバーはアジア南部に広く見られる。
- サンバはブラジルのリズムですね。
- サンバのリズムで.
- ゴルフボールがもろに彼女の額(ひたい)に当たったのだが, サンバイザーをかぶっていたのが幸いして, 彼女は失明を免れた.
- サンバに似ている活発な社交ダンス
- サンバガエル類
- サンバガエルと習性が似ている
- サンバを踊る
- サンバを踊るための音楽
- ノーサンバーランドの丘で、1513年に侵入したスコットランド人がイングランド人に破れた
- サンバイザーという帽子
- サンバという音楽
- サンバイザーという,自動車の直射日光を避ける遮光板
- 彼らは,「炭(たん)坑(こう)節(ぶし)」や「東京音(おん)頭(ど)」などの伝統的な曲から「マツケンサンバ」,「ポケモン音頭」といった最近の流行歌まで,さまざまな曲に合わせて踊ります。
- 彼は小さなアパートに入居し,その後,学校でサンバダンスサークルに入り,友だちづくりを始める。
- このイベントのメイン会場であるサンバドロームでは,たくさんのサンバチームが,この祭りの最優秀サンバチームに選ばれるため,お互いに競い合います。
- カーニバル期間には,バスの乗客が一斉にサンバを歌うこともあります。
- これはサンバドロームでのサンバコンテストの光景です。
- 最上位のサンバチームが所属する「スペシャルグループ」のコンテストは夜9時ごろに始まり明け方まで続きます。
- カーニバルの目玉の1つはサンバドロームを通って披露される山(だ)車(し)です。
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