中米・南米
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 06:58 UTC 版)
ヨーロッパ系移民が作りだしているものもあり、アフリカから連れてこられた人々が故郷から持ち込んだリズムをベースにつくられたダンスもある。広まるにつれ、また社会状況もかわるにつれ、白人・黒人の区別なく踊られるようになっており、世界に広まっているものも多い。 ペルーのマリネラ、ブラジルのサンバ、アルゼンチンのタンゴは、南米3大ダンスに挙げられる。 中米・南米のダンスには以下のようなものがある。 マリネラ サルサ メレンゲ ルンバ チャチャチャ タンゴ サンバ クエーカ・・・・・・・・・・マリネラより派生 アルゼンチンサンバ・・・・・マリネラより派生 レゲトン これらのダンスはいずれも民間で盛んで、結婚式はもとより、誕生会などのちょっとしたパーティーでも気軽になされる。いわゆるディスコでは、季節や老若男女を問わずにこれらのダンスを楽しむ。ただし、近年は特に若年層においてロック音楽にあわせたダンスも増えてきている。ロックがかかっている間は老夫婦がテーブルについて歓談しており、曲がタンゴにかわったらすっと立ち上がってダンスを始めるという光景を見かける。 ボリビアなどのアンデス地方で行なわれるカーニバルでは、インカ帝国時代の記憶やスペイン統治時代の記憶などに基づく伝統的なダンスがグループにより演じられる。(オルロのカーニバルの項を参照。) ブラジルのカーニバルでも、曲としてはサンバが用いられるが、伝統や歴史を表す装飾や構成になっている。
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