バスの乗客
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/21 22:42 UTC 版)
「BUGS -捕食者たちの夏-」の記事における「バスの乗客」の解説
戸賀 「BUGS LAND ~砂のサクリファイス~」の主人公。暴力団「関東盤生会」のヒットマン。自身が盃を受けた組長を殺して逃亡中。冷静で殺し屋としての習慣に従って、生きてきた。修羅場でも動じない男と評されている。 組長を殺す前に、難病で療養中の妹を殺しているため、罪の意識に苛まれる描写がある。 佐多 暴力団「関東盤生会」のヒットマン。ヒットマンとしてはルーキーだが、自分の組長を殺した戸賀を執念深く追ってきた。戸賀に警戒されないように学生グループに紛れてバスに乗車した。学生たちにはゲイと偽り、戸賀に近づいても不審がられないようにした。 兄貴と呼ばれる男 東京行きの長距離バスに、逃走車の事故により偶然乗り込むことになる郵便局強盗の二人組のひとり。 ムラ 短気な性格。郵便局強盗の二人組のひとり。誤射により、学生のひとりをショットガンで射殺する。 エミ 学生。強盗犯ムラのショットガンによる誤射で亡くなる。 ヒロ 学生。アリジゴクの最初の犠牲者。強盗犯の隙をついて、バスから脱出したが、アリジゴクに捕らわれて、体液を吸われる。 メガネをかけた女子学生 エミやヒロと一緒にバスに乗り込んだ女子学生。ヒロと付き合っている。エミの死体やヒロの自分を見捨てて逃げ出した行為を目にして、精神的に破綻し、アリジゴクの巣にいるのはバスの乗客みなが罪人だからと叫びだす。 子連れの母親 子供が泣き出したりして、強盗犯から銃を向けられる。 老夫婦の夫 若い頃は仕事三昧で退職を機に夫婦らしいことをとバスに乗り込んだ。戸賀と佐多による機転を利かせた救出により、事故により肋骨を骨折したバス運転手とともにバスから脱出するが、妻が亡くなったのは強盗犯をバスに乗せたからだとバス運転手を逆恨みし、刺したことでバランスを崩し、アリジゴクから脱出できなくなり、食われることになった。 美佐江 老夫婦の妻。地震の直後に亡くなる。元から心臓が弱かった。 バス運転手 バスを運転中に、巨大なクモの巣に引っかかることで事故を起こし、アリジゴクの巣にバスごと落ちてしまう。それにより、怪我をし、早めに脱出するように準備が整えられるが、逆恨みで刺されて、アリジゴクの投げた違法廃棄物(ブラウン管テレビ)が頭に落ちてきて亡くなる。
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