バスの公道定期運行に向けた取り組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:47 UTC 版)
「BOLDLY」の記事における「バスの公道定期運行に向けた取り組み」の解説
2020年1月27日茨城県境町は2020年4月より電気自動運転バスの定期運転を開始すると発表した。境町は約5億2000万円の予算を組みARMAを3台購入し改造した車両を5年間運行する予定。ARMAは定員11名(乗員2人、乗客9人)時速20km/hで往復5kmのルートを1日4往復し無料で利用できる予定。SBドライブがルート設定やセンサーの設置など運行システムを提供し、NAVYAの販売代理店であるマクニカが車両整備を担当してサポートしていく。当初は車外オペレーターの管制要員と車内にドライバーと保安要員兼説明員の2人が乗車する3人体制で運用しレベル2の自動運転となるが、ドライバーの介入は非常時の対応(飛び出しの緊急回避)や自動化されていない操作(追い越しや車庫入れや充電)に限定され、基本的に介入の必要ないレベル4相当の自動運転技術が用いられる予定。購入した改造車両は夏頃に納車されるため4月のサービス開始時はSBドライブの保有車両を借り受ける。開始当初はSBドライブからスタッフが派遣されて運行管理と乗務員を担当するがいずれ地元バス事業者に権限を移譲していく方針。
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