バスの愛称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 20:43 UTC 版)
列車の愛称名と同様の理由で、特に全席指定席の高速バスを中心に、バス便に対する愛称が付けられることが多い。特に、「ドリーム号」などJRのみどりの窓口で発売されるものには、マルスへの収録のために鉄道の列車同様に愛称が必要となり、JRの列車と同じ体系(例:「ドリームなごやX号」)を持っている。由来としては、目的地に由来したものよりは、願望やフィーリングが多い。 なお、国鉄・JRバスの場合、マルスへの収録のため、国鉄・JRの列車愛称と同一の愛称は当然ながら使用が出来ない。たとえば、防長線特急バスであるはぎ号は、運行にさいして、従来米子駅 - 長門市駅間急行列車に使用していた「はぎ」の愛称を「ながと」に変更している。 JRバス以外の高速バスのように、JRのみどりの窓口で発売されないバスについては、必ずしも愛称名を持っていないか、個々のバス便ではなく、高速バス路線(事業)全体に対しての愛称名がある(例:「プリンセスロード」・「やまと」・「サラダエクスプレス」など)場合が多い。 なお、全席指定席でない(事前予約を取らない)場合には、路線としての愛称(例:「つくば号」など)が付けられることが多い。 高速バス以外にも一般の路線バスや地方のコミュニティバスにも愛称を付けているケースがある。特にレトロバスなどを使用している観光を目的とした路線には愛称が付けられているケースが多い。
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