サルキーとは? わかりやすく解説

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sulky

別表記:サルキー

「sulky」の意味・「sulky」とは

「sulky」は英語の形容詞で、不機嫌なむっつりした、という意味を持つ。人の態度表情を表す際に用いられ、特に子供若者自分意志通らない時や、何かに不満を感じている時にその様子を表すのに適している。例えば、"The child was sulky because he couldn't get the toy he wanted."(その子供は欲しおもちゃがもらえなかったので不機嫌だった)という具体的な文脈使用される

「sulky」の発音・読み方

「sulky」の発音IPA表記/sʌlki/となる。IPAカタカナ読みでは「サルキー」となり、日本人発音するカタカナ英語では「サルキー」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「sulky」の定義を英語で解説

「sulky」は、"Showing resentment or dissatisfaction by petulant or ill-humored silence or behavior."と定義される。つまり、不満や不満を示すために、不機嫌不機嫌な沈黙や行動を示すという意味である。

「sulky」の類語

「sulky」の類語としては、「moody」、「sullen」、「grumpy」などがある。これらの単語同様に、人の不機嫌や不満を表す際に使用される。しかし、「sulky」は特に子供若者不機嫌さを表すのに適しているという特徴がある。

「sulky」に関連する用語・表現

「sulky」に関連する用語としては、「tantrum」、「pout」、「sulk」などがある。「tantrum」は激し怒りや不満を表す言葉で、「pout」は不満を表すために口を尖らせる行動を指す。「sulk」は「sulky」の名詞形で、不機嫌な態度や行動を指す。

「sulky」の例文

1. "She was sulky all day because she didn't get the promotion."(彼女は昇進がもらえなかったので一日中不機嫌だった
2. "He became sulky when his parents refused to buy him a new game."(彼の両親新しゲーム買ってくれないと言ったので彼は不機嫌になった)
3. "The sulky teenager refused to join the family dinner."(不機嫌なティーンエイジャー家族夕食参加拒否した
4. "Her sulky attitude made it difficult to communicate with her."(彼女の不機嫌な態度は彼女とのコミュニケーション難しくした)
5. "The sulky child sat in the corner and wouldn't talk to anyone."(不機嫌な子供角に座って誰とも話そうとしなかった)
6. "He was sulky because his team lost the match."(彼のチーム試合負けたので彼は不機嫌だった
7. "She gave me a sulky look when I told her the bad news."(私が彼女に悪いニュース伝えたとき、彼女は私に不機嫌な顔をした)
8. "The sulky employee didn't contribute much to the meeting."(不機嫌な従業員会議にあまり貢献しなかった)
9. "He was sulky after his girlfriend broke up with him."(彼女に振られた後、彼は不機嫌だった
10. "The sulky student didn't participate in the class discussion."(不機嫌な学生クラスディスカッション参加しなかった)

サルーキ

(サルキー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 10:26 UTC 版)

サルーキ
別名 ペルシアン•ハウンド(Persian Hound)
原産地 肥沃な三日月地帯
特徴
体重 40–60 lbs (18–27 kg)
体高 23–28 in (58–71 cm)
外被 滑らかで「フェザード」
毛色 ホワイト、クリーム、フォーン、レッド、ゴールド、グリズル、ブラック・タン、トライカラー
寿命 12-14 年
イヌ (Canis lupus familiaris)

サルーキ英語: saluki)は狩猟犬の一犬種。飼育犬中でおそらく最も古い犬種として知られ、純血種としてその歴史はおよそ7000年溯ることが出来る。イラクの古代遺跡であるテペ・ガウラに残る彫刻のサルーキが最も古い記録とされている[1][2]サイエンス誌の2004年5月21日号に、DNA鑑定の結果サルーキが最も早くオオカミから別れた犬種の一つであると確認されたという論文が掲載された[3]

容姿の美しさ、スピード、忍耐力において広く賞賛され、サハラ砂漠からカスピ海まで、数千年の間砂漠の遊牧民とともに中東全域を旅した歴史がある。その結果様々な色の被毛を持ったサルーキが中東全域で見られることとなった。外観は、アフリカ原産のアザワクやモロッコ原産のスルーギに似ており、エジプト王家の犬 (Royal dog of Egypt) として知られていた。スルーギが独立犬種として公認されるまでは、イギリスやヨーロッパ諸国ではスルーギと交配されることが普通に行われていた。

サルーキは美しさとスピードを追求して改良繁殖されたサイトハウンド(視覚ハウンド、視覚が優れた狩猟犬)として知られる。全犬種中最速であると一般的に思われているグレイハウンドが時速72kmであるのに対し、サルーキはさらに速く時速77kmの最高速度で走ることが出来ると言われている。グレイハウンドのドッグレースで使用する電動ネズミ(これを追いかけさせることにより、レースを行う)にサルーキが関心を示さないこともあって、実際に競争させるのは困難なためサルーキの方が速いと証明されているわけではない。しかし本犬種がもともと時速70km以上で走るガゼルを狩る目的に使われたことから、この意見は正しいといえるかも知れない。

説明

外観

  • 体格 - 十分に広い背、僅かに弓なりの細く筋肉質の腰
  • 体重 - 指定なし
  • 体高 - 57-71cm(メスはやや小柄)
  • 被毛 - 滑らかで柔らかいく絹のような手触り、脚、腿後部、肩の羽根状の飾り毛
  • 毛色 - ホワイト、クリーム、フォーン、ゴールド、レッド、トライカラー(ホワイト、ブラック、タン)、ブラック・アンド・タン、およびこれらの色のコンビネーション
  • 頭部 - 長く狭い、浅いストップ
  • 歯 - 力強い、レベルバイト
  • 眼 - 適度に離れている、大きく楕円形
  • 耳 - 長い、自由に動く
  • 尾 - 長い、低く保持される、自然なカーブ、羽根飾り状の絹のような長い被毛
  • 脚 - 適度な長さ、長いつま先、直線的で長い(前脚)、弓形で外に広がっていない(後脚)
  • 寿命 - 12から14年

FCIスタンダードより抜粋抄訳

スムース(頭部)、フェザード(耳)

全体的に優美でバランスが取れており、優れた身体能力を感じさせる。サルーキは「サイト(視覚)」ハウンドに分類され、それは獲物を発見、追跡し、捕らえて飼い主のところに運んできたり、見張りを行う能力があることを意味する。非常に狩猟に有能であるという外観をしている。サルーキが狩猟をしているときに見られる強い狩猟欲求、獲物を狩り立てる本能、集中力はとても印象的なものであるが、その一方でドッグショーの場ではそのような印象は与えることはない。

サルーキは遺伝子にスムース(直毛の短毛)とフェザード(羽根飾りのような長毛)の二種類の被毛タイプを有する。スムースは身体全体を覆い、耳、背中、脚、尾はフェザードである。フェザードの長さや密度には個体差があるが、ショードッグとしてもペナルティの対象にはならない。フェザードがない個体も認められている。

性質

優れたサルーキは狩猟犬としての能力を保ってはいるが、その外見上はまったく異なって見えるかも知れない。学習能力は高いが単純な反復訓練には飽きやすいため、トレーニングには短時間に様々なバラエティを取り入れる必要がある。敏感かつ知的であり、力ずくあるいは手荒く訓練してはならない。

サルーキには定期的な訓練が必要であるが屋内でも静かに訓練することが可能である。普段はおとなしく理由もなく吠えたりすることはないが、不満を感じたとき、長い間飼育者やその家族と離れていたときなどには、震えるような高音で「歌う」。この「歌」は家族(群れ)のきずなを求めるときに使われるものであり、訓練次第で「歌」を教えることができる。サルーキは子供ともよい関係を築きその守護者となることもできるが、飼育者はこの犬種がもの静かな時間を必要とすることを理解しなければならない。

全米獣医師学会によれば、散歩の際にリード(繋ぎ紐)が必須とされている。サルーキの歴史は7000年に渡る古代遺産ともいえるようなサイトハウンドで、強い狩猟本能を持っているためである。しかしながらこのことは他の小型犬、猫などの小さなペットとともに過ごせないということを意味しているわけではない。よく訓練され、穏和なサルーキは様々なペットとともに家族として暮らすことができる。また、サルーキは跳躍力に優れているため、アメリカのサルーキのクラブである「The Saluki Club of America」では、少なくとも1.5m以上のフェンスで庭を囲むことを推奨している。

健康

サルーキは非常に頑健な犬種である。気をつけなければならないことは、非常に身体が細いため麻酔薬に対して敏感なことくらいである。

歴史

古代エジプトの遺跡のレリーフ

「サルーキ (saluki)」という名前は古代アラビアの都市である「サルク (Saluq)」からきており、群れで狩りをする俊敏な狩猟犬として使役されてきた歴史を持つ。獲物の居場所を突き止める役割のハヤブサとともに狩りを行うこともあった。古代に埋葬されたサルーキを紀元前2100年頃のエジプトの墳墓で見ることが出来る。この犬は非常に尊重されていたため、ファラオのようにミイラにされることさえあった。他にも多くのサルーキがナイル川上流域の古代墳墓から発見されている。

イスラム教においてサルーキも含め全ての犬は不浄な生物とみなされる[4]が、サルーキは人々の必要と喜びのために神が授けた贈り物であるとして特別な扱いを受ける。ベドウィンはその美しさと狩猟犬としての能力を落とさないように大切に飼育繁殖をしている。日中の暑さや夜の寒さを避けるために飼い主とともにテントで眠ることさえある。

サルーキが最初にイギリスに持ち込まれたのは1840年のことである。しかし、1895年に初代アマースト男爵の娘、フロレンス・アマースト (the Hon. Florence Amherst) がトランス・ヨルダンアブドゥッラー王子の犬舎から最初のアラビアサルーキを輸入するまで注目されなかった。当時アブドゥッラーが飼育していたサルーキは、シリアクルド人居住地域に起源があったと考えられている。

アメリカにおいては、サルーキはバセンジーポデンコ・ポルトゥゲスなどの希少犬種と同じように、少数ながら純血種としての繁殖が行われていた。現在アメリカ国内で見られるサルーキは100年ほど前に少数導入された犬の子孫であり、慎重に近親交配が繰り返されてきた。しかしながら近親交配とはいえ、最初期にアメリカに輸入されたサルーキは広大な地域の中東全域各地を起源とするもので、狭く限られた地域が起源であるほかの純血種犬とは異なる。サルーキは純血犬種の中でも大きな遺伝子プールを持っているといえる。近年アメリカンケネルクラブでは、DNA ベースをより広めることを目的に、資格を持った検査官の検査を受けたサルーキを登録することとしている。

有名なサルーキ

サルーキのカラーバリエーション

脚注

関連項目

外部リンク



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