コードブルー
「コードブルー」とは・「コードブルー」の意味
「コードブルー」とは、病院内で患者などの容態が急変した時に、医師や看護師を呼ぶための救急コールのことをいう。病院内に病院のスタッフだけが分かる隠語を使って一斉放送される。入院している患者や外来で診察を待っている人などにも分かるような言葉で放送すると、不安や混乱を招く恐れがあるため隠語を使って放送するようになっている。コードブルーが放送された場合は、手の空いている医師や看護師は全員現場に集まる。これは容態が急変した原因が分からないため、特定の科に限定せずに医師や看護師が必要となるためである。「コードブルー」の語源・由来
コードブルーの由来には、4つの説がある。1つ目は、患者の顔色が悪いからという説である。コードブルーは容態が急変し命の危険がある場合に放送されるため、患者の顔色が青ざめていることも多い。そのため、青ざめた患者の顔からブルーが連想され、コードブルーと言われるようになったとされている。2つ目は、「ブルー」には「最優先」という意味があるという説である。コードブルーは緊急事態のため、最優先で患者を処置する必要がある。そこから、最優先という意味を持つブルーが使われたといわれている。3つ目は、青色がリラックス効果があり、精神を落ち着かせる色だからという説である。コードブルーが放送される時は、緊急事態時であるため慌ただしくなる。そのため、落ち着く色である青を採用し、緊急事態でも冷静に対処できるようにという意味が込められている。4つ目は、医師が青色のユニホームを着ているからという説である。医師は白衣を着ているイメージが強いが、救急の患者が運ばれる救命救急センターの医師は青色のユニホームを着ていることが多い。その青色のユニホームから、コードブルーと言われるようになったとされている。
「コード・ブルー(ドラマシリーズ)」とは
コード・ブルーは、第3シリーズまで放送された日本の医療ドラマである。主要キャストは5人で、フライトドクター候補生の藍沢耕作(山下智久)・白石恵(新垣結衣)・緋山美帆子(戸田恵梨香)・藤川一男(浅利陽介)、フライトナースの冴島はるか(比嘉愛未)である。ドラマのあらすじは、フライトドクター候補生の4人とフライトナースの冴島が、ドクターヘリに乗って救急現場に駆け付け、切磋琢磨しながら経験を積み、成長していく物語である。第3シリーズでは、候補生だった4人がフライトドクターとなり、新しいフェローが3人と新人ナースが1人加わる。後輩を指導する立場となった5人が、新たな壁にぶつかりつつも仲間と支えあいながら乗り越えていく。2008年に第1シリーズ、2009年にスペシャルドラマ、2010年に第2シリーズ、2017年に第3シリーズが放送され、2018年には映画が公開された。
第1シリーズの平均視聴率は15.9%、スペシャルドラマの平均視聴率は23.1%、第2シリーズの平均視聴率は16.6%、第3シリーズの平均視聴率は14.6%であった。ドラマでは、二桁の平均視聴率を維持し続けた。固定ファンに加え、新シリーズごとに新しいファンを獲得していったことが、高視聴率を維持し続けられた要因の一つである。映画は、観客動員数700万人越えを記録し、2018年の邦画興行収入ランキング1位を獲得した。主題歌は2008年のドラマスタート時から2017年の映画公開まで一貫してMr.Childrenの「HANABI」である。
「コードブルー」の使い方・例文
・風邪をひいたため病院へ行ったら、院内でコードブルーの放送があった。・病院内で目の前を歩いていた人が突然倒れコードブルーの放送があり、医師や看護師がたくさん走ってきた。
・昨日、母と一緒に「コード・ブルー」の映画を観に行った。
・私は「コード・ブルー」のドラマを第1シリーズからずっと見ている。
コードブルー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/21 06:30 UTC 版)
「セオドア・ウィルソン」の記事における「コードブルー」の解説
スナップメア・ドライバーの体勢から相手を肩越しに引き抜きつつ体を捻るローリング・ネックブリーカー。
※この「コードブルー」の解説は、「セオドア・ウィルソン」の解説の一部です。
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