コースが違うもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 04:54 UTC 版)
長方形サーキットではないが、便宜上特筆すべき作品のみ簡単に説明。なおコース形状を変更した他のドットイートゲーム(ローリングクラッシュ、サファリーラリー)などは「ドットイートゲーム」を参照。 カーハント(セガ) ヘッドオンシリーズ第3弾として登場。自分の車が上下左右に移動可能、複数の色と動きのパターンを持つ敵、複雑化したコース、コミカルなサウンドなど新しい要素が盛り込まれている。このゲームよりも前述の『スペシャルデュアル』で2in1筐体を組んでいた『ディープスキャン』の方がヒットした。現在まで家庭用ゲーム機に移植されていない。 レッドタンク(シグマ→後のKeyHolder) 『ヘッドオン』ではいわゆるカーレースを意識した自動車となっていたが、『レッドタンク』では戦車となっている。また『ヘッドオン』では敵が赤いスペシャルドットを出す事があるが、『レッドタンク』ではこれが地雷となっていた。さらに爆発シーンのアニメーションも『ヘッドオン』と同じものである(これは見比べてもはっきり判る)。当時はテレビゲームの他著作権が良くも悪くも曖昧だったため、他メーカーのゲームのグラフィックを流用する事が稀に見られた(例えば麻雀ゲームでは、他のメーカーの牌のデザインを拝借したゲームが、現在も稼動している)。 ドットリ君(セガ) セガが1990年代、一般的なアーケードゲームの汎用筐体として販売していた「アストロシティ」等に、出荷時同梱していたゲームソフト(基板)。 当時の電気用品取締法の申請・認可の基準をクリアする(基板が組み込まれていない筐体は「未完成状態」と見なされ各種検定に合格できないため、本ゲームの基板を同梱し便宜的に「ドットリ君というゲーム機」とすることでそれを回避できるという仕組み)ためのダミーゲームであり、インカミング運用を前提としていないためグラフィック・ゲーム性ともに極めて簡素な内容となっている。コースは『ヘッドオン』に似ているが、実際の操作方法は『パックマン』に近い。 セガ社の汎用大型筐体「メガロ50」にはドットリ君専用モードがあり、ボギー大佐のBGMが流れるお遊び要素がある。 2020年12月、セガトイズが販売するアーケードゲームを多数収録した復刻系ゲーム機・アストロシティミニに、「おまけ」として『ドットリクン』名で収録され、これが家庭用ゲーム機への初移植となった。なお後述する公式サイトでは、本作を「テスト用基板」(のゲーム)と解説している。
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