コロッケに関する文化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 17:15 UTC 版)
『食道樂』秋の巻 - 小説家の村井弦斎が1903年(明治36年)に発表した当時の大ベストセラー。コロッケのレシピが掲載されている。愛知県犬山市の博物館明治村では、このレシピに基づいた「コロツケー」を園内で販売している。 「コロッケの唄」 - 1917年(大正6年)に大流行した、益田太郎冠者作詞の笑劇『ドッチャダンネ』内の楽曲。大正当時の世相を風刺したコミックソングであり、この時代のコロッケの普及が窺われる。 「コロッケの唄」 - 1962年(昭和37年)に作詞作曲: 浜口庫之助、歌: 五月みどりで発売されたが、歌詞の一部に差別的表現を含むとクレームがついて発売禁止となった。その後2003年(平成15年)に歌詞の一部を書き換え、宮本光雄編曲により再発売された。 お料理行進曲 - アニメ『キテレツ大百科』のオープニングソング。歌詞の1番の内容がコロッケの調理方法である。 世界一大きいコロッケ - 北海道厚沢部町は、町内にあった道立試験場で初めてメークインが試作されたことを記念し、毎年開催される「あっさぶふるさと夏祭り」にてジャンボコロッケが揚げられる。2010年7月12日、静岡県三島市のイベントで直径2m55cmのコロッケが揚げられて記録が更新されると、すぐさま同月24日に直径3m08cmのコロッケを揚げて世界記録を奪還した。また、厚沢部町ではギネス世界記録の重量部門(会場内で完食することを条件とする)においても。2007年にオランダで作られた225.8kgを上回る279kgを2022年7月23日に達成し、その場でギネス社の公式認定員により世界記録として認定された。 台風コロッケ - インターネット掲示板2ちゃんねるを発祥として広まった、台風が接近または上陸しているときにコロッケを食べるという文化。2001年夏に発端となる書き込みがあってからの数年間は、2ちゃんねらーの間でのみ行われるインターネットミームであったが、2010年代以降、一部の小売店などでも台風の日にコロッケを特売にするなど広まりつつある。
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