ゲーム後の行方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 01:55 UTC 版)
「ルッカ (クロノ・トリガー)」の記事における「ゲーム後の行方」の解説
『ラジカル・ドリーマーズ -盗めない宝石-』のメインシナリオ「Kid 盗めない宝石編」では、ルッカが同作のヒロインであるキッドの育ての姉であったということが語られる(他のシナリオでは設定が異なる)。その他にも多くの孤児を引き取っていたようだが、辺境の地レジオーナにてヤマネコ大君率いる武装兵たちの襲撃に逢い火を放たれ、炎の中に飲み込まれる子どもたちを目の前にしながら武装兵たちに捕らえられてしまう。その後何があったかは明かされてはいないが、キッドは「ルッカはすでにヤマネコ大君の手によって殺されてしまった」と認識していたようであり、彼を激しく憎悪している。また、シナリオ中でヤマネコ大君が主人公のセルジュに対し「(ルッカと同じように)あらゆる苦しみを味あわせてくれる」といった旨の台詞を放つ場面がある(「味あわせてくれる」は原文ママ)。 プレイステーション版『クロノ・トリガー』以降で追加されたエンディングムービーではロボを模した小さなロボットを作っている。そして森の中でペンダントを持った孤児を見つけて引き取る様子が描かれている。 『クロノ・クロス』では、ルッカ・アシュティアというフルネームが設定され、プレイヤーは劇中のいたるところでその名を聞くことになる。彼女の家は孤児院(ルッカハウス)として増築され、前述の『ラジカル・ドリーマーズ』同様に同作のヒロインであるキッドと名付けられた孤児たちを引き取って育てていたが、ヤマネコとツクヨミによりルッカハウスに火を放たれ、彼女自身も捕らえられてしまう。その後の彼女の運命はゲーム中でははっきりと明らかになっていないが、セルジュやキッドたちとヤマネコが対峙する際のセリフや、終盤でクロノ、マールと共に三人で「幼い姿をした亡霊(あるいは幻影)」のような状態で登場したり、同僚ルチアナとかつての仲間ジャキに寄せた最期のメッセージが見つかるイベントも存在するなど、既に故人であることが示唆されている。ただし、これらの内容はあくまで「無数に分岐した並行世界の一つ」の出来事であり、違う歴史、違う時代ではルッカやクロノたちが辿った運命はこの限りではないとされている。
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