グランドステーション〜上野駅鉄道公安室日常〜
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「カレチ」の記事における「グランドステーション〜上野駅鉄道公安室日常〜」の解説
第一巻978-4-06-388594-1 2016年04月22日 『モーニング』2015年48号、2016年1号、7号、11号、15号 第二巻978-4-06-388652-8 2016年10月21日 『モーニング』2016年19号、28号、32号、36・37合併号、41号 昭和40年代初頭、上野駅で鉄道、駅、そして乗降客などの安全を守った「鉄道のおまわりさん」の物語。 樋口耕平(ひぐち こうへい) 国鉄に入社して5年、24歳の時に上野駅鉄道公安室に配属された新人公安職員(いわゆる鉄道公安職員)。 幼いころに両親に先立たれ、浮浪児となるが彼を知る上司の師岡による後押しで国鉄に入社、鉄道公安官となった。 父が食料横流しに加担したことから、正義感から師岡に密告したため父は国鉄を免職となり夭折。 のちに父にあっせんした男から「家族で食べられるだけの白米しか見返りをとらなかった」と言われて戸惑い国鉄を退職しようとするが、師岡に「君は生まれながらの鉄道公安官である」と言われ、思いとどまった。 師岡勇三(もろおか ゆうぞう) 耕平の上司(指導役で相棒)、勤続20年のベテランらしいが見た目は頼りない。 幼き日の耕平を知っていて、行く末を憂いて国鉄入社の後押しをしたことから、彼が指導役となった。 彼は耕平を「正義の人」と見るが、耕平の正義が暴走しないか心配している。 耕平と親しくなった路子に、耕平の話をして「実は彼を心配している」と話した。 藤田路子(ふじた みちこ) 耕平と初めて会ったときは大学生で、日本中の鉄道路線を乗りとおすのが目標な鉄道マニア。 きっかけは師岡がちょっとしたことで助けたことから恩義に感じて時折、旅の土産を携えては師岡を訪問することがあった。 上野駅で耕平が見かけ、面倒を見た「啄木族」な痴呆症の老女を耕平が何とかしてあげたいと鉄道知識のある彼女に相談する。彼女は耕平のいう「朝礼台」のキーワードから北海道のとあるローカル線沿線出身であることが判明。 啄木族の老婆がきっかけとなり、耕平の鉄道がらみのお節介に彼女が協力することになった。 清水優作(しみず ゆうさく) 師岡の元上司。師岡の行動に対して苦言を呈することが多い。 耕平に対して助言することもある。
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