クロリティー
歴史と沿革
クロリティー(QULORITY)は、輪投げ(Quoits)と活動的(Sporty)を合わせてつくられた造語です。1988年に考案されたニューコンセプト・スポーツで、その考え方はユニバーサルデザインの理念をもとに、「いつでも・どこでも・誰とでも・手軽に安全に楽しめる、みんなのスポーツ」です。
1990年、滋賀県で行われた第3回全国健康福祉祭では、ニュースポーツ・フェアーの中で第1回クロリティー日本大会を開催し好評を得ました。その後、米国本土、グアム、サイパン、オーストラリア、韓国、中国、タンザニア、ロシアなどにも紹介され、諸外国でも親しく楽しまれています。また、1998年、第11回全国健康福祉祭愛知・名古屋大会では、ふれあい交流スポーツ種目として正式に認められ、名古屋市総合体育館レインボーホールで盛大に行われ、各方面から大変高い評価を得ました。2006年開催の兵庫国体ではニュースポーツ種目として取り上げられ、愛好者は100,000人を越えています。
競技方法
クロリティーの特徴は、リング(輪)が目標棒に入らなくてもリングがボード(得点盤)上にあれば得点となります。対戦形式はシングルス、ダブルス、団体戦とどんな形式でもできます。また、得点方式はオールカウント方式といって、ボード上の有効得点をすべて得点とする方式と、キャンセル方式といって、相手方のリングの3分の1以上が上に重なっている時、下側のリングは無効得点とする方式があります。
ルール
クロリティーの競技方法や得点方式などについては細かく規定されています。詳しい競技説明やルールについては、日本クロリティー協会 (下記参照)までお問い合わせくださるようお願いいたします。なお、協会主催で講習会や公認審判講習会なども開催しています。
用具などの規格
直径:内径14.4cm±0.2cm、外径:17cm±0.2cm/重量:200g±10g/材質:ゴム製/色:ゴールド(金色)10本、シルバー(銀色)10本
◆ボード
形状:75cm×75cmの正方形/材質:木製/ボードの傾斜角:30度
◆リアクションボード
形状:W75cm×H45cm
基本的な有効得点の判定は面積の多い方とする。
どちらも同じ面積なら、点数の多い方の点数とします。
金色(センターポール)・・・10点
黄色・・・・・・・・・・・・8点
赤色・・・・・・・・・・・・6点
青色・・・・・・・・・・・・4点
黒色・・・・・・・・・・・・2点
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