センターポール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 19:32 UTC 版)
センターリザベーションの路線において、上下線の軌道間に架線柱を立てる方式。道路脇の電柱や建物から架線を吊る方式(サイドポール(側柱)方式)に比べ景観が良くなる。鉄道線で採用の事例もある(山手線の大塚駅など)。かつて電柱が多くなかった時代は、その必要性から一般的だったが、道路脇の電柱が増えるに従いセンターポールはみられなくなっていた。しかし景観を重視したまちづくりが全国的に広がりを見せるにつれ、主要街路の電線・電柱とともに架線を吊るすワイヤー等の構造物が道路上空に張り巡らされていることが嫌われるようになり、すっきりした都市空間をとりもどす目的に合致したセンターポールの採用が徐々に増えている。日本国内では、豊橋鉄道東田本線の駅前区間で、鹿児島市電および岡山電気軌道ではセンターリザベーション区間の大部分がセンターポール化されている。
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