クッキングワイン

お酒・飲料大辞典

クッキングワイン

料理づくりに特に適した風味に仕上げたワインのこと。比較的安価でたっぷりと使用できます。 【特　徴】 赤ワイン 普通の赤ワインと比べて、葡萄の果皮成分が多く、アルコールも高めになっているので、お肉が柔らかく、テリ・ツヤが良くなり、おいしく仕上がります。 白ワイン 白は、通常の白ワインと比べて、糖分と酸味が適度に少ないので、魚介類の生臭さが消え、素材本来の味を引き出すことができます。 また、赤白とも糖分が少なく、品質の安定性が良いので、開栓後も長持ちするという料理用ワインに求められる特質を備えています。 【効　果】 （1）おいしく味をまとめる 煮込み料理、グラタン　など （2）味わいにコクをつける ソース、煮込み料理　など （3）ワイン独特の香・味をつける ドレッシング、ソース　など （4）強めの酸味・塩味をやわらげる シチュー、塩魚焼き物、ドレッシング　など （5）肉を柔らかく仕上げる ステーキ、ビーフシチュー、網焼き　など （6）魚肉を引き締め、歯ざわりをよくする かまぼこ、ちくわ、ソーセージの隠し味　など （7）臭みを抑える レバー、ラム、マトン、スモークサーモン、川魚、貝料理　など （8）てり・つやを良くする ソース、焼き肉たれ、天つゆ　など