クァドラン・アルマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 21:17 UTC 版)
「クァドラン・ロー」の記事における「クァドラン・アルマ」の解説
『マクロス・ザ・ライド』に登場。地球本星艦隊「ファスケス」で使用されているクァドラン。アストラル・センサーと呼ばれる謎の機構を搭載している。銀河帝国分裂戦争最末期に、キメリコラ工廠で設計されたクァドラン・シリーズの最上位機種のひとつ。同機は婦人士官艦隊を率いる艦隊司令クラスの前線指揮用に設計されたと考えられるが、記録のほとんどが失われており定かではない。 クァドラン・ローより一回り大型化した機体には多数の高機動ノズルと、優秀な慣性制御システムが装備されており、大気圏内・大気圏外のいずれにおいても、その機動性はVF-19シリーズに匹敵するか凌駕する。エネルギー転換装甲および複合サイバネティクス装甲の強度はヌージャデル・ガーに匹敵し、防御力も高い。 主兵装である超高機動ミサイルランチャーはクァドラン・ローと同様のものだが、バックパックの大型化によって、積載量は四倍ほどに達している。腕部レーザー・パルスガンも大出力化し、VF-171クラスの対ビームコーティング装甲なら貫通可能である。 設計には、はぐれゼントラーディに亡命した地球人の技術者が開発した「フェイオス・バルキリー」などの敵性バルキリーの技術が盛り込まれており、クァドラン・タイプでは珍しく、高速飛行形態への可変機能を持つ。 アンジェ672の使用する機体にはプロトデビルンの遺跡の発するエーテル波をアストラル界を通じて受容し、物理的な力場バリアーとして展開するシステムが組み込まれ、理論的にはマクロス・キャノンの直撃にさえ耐える。なお、このシステムが本来備わっていた機能なのかどうかは不明である。
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クァドラン・アルマ*
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「マクロス・ザ・ライド」の記事における「クァドラン・アルマ*」の解説
最終決戦においてアンジェが搭乗する機体。クァドランシリーズの最上位機種の一つにフェイオス・バルキリーなどの敵性バルキリー (EVA) の技術が導入されており、高速飛行形態への変形機能を持つ。アンジェ機は高次空間から取り入れたエネルギーでアストラル・フィールドを展開し、空間を屈曲させてあらゆる攻撃を無力化する。
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