カラス (魚)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/22 14:44 UTC 版)
カラス | ||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
保全状況評価[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Takifugu chinensis (Abe, 1949) |
||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
カラス | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Eyespot Puffer |
カラス(学名:Takifugu chinensis)は、フグ目フグ科に属する魚類。別名はカラスフグ、ナメラフグなど。
分布
特徴
体長は50cm[2]。トラフグに似ているが、しりびれは黒い[2]。腹と背は小さな棘に覆われている[2]。水深50 - 100mに生息する。
利用
カラスはトラフグ、ショウサイフグ、マフグに並ぶ、日本で最も食用とされているフグの一種である。トラフグと比べて味と値段は劣るものの、代用として料理に使用される。トラフグと同様に、肝臓と卵巣には強い毒をもつ。筋肉・皮膚・精巣は無毒。
トラフグとは異なり、養殖はほとんど行われていない。
保全状況評価
乱獲により個体数は減少傾向にある。過去40年で全世界の個体数が99.99%減少したと推定されている[1]。九州西岸の漁獲量は、1969年は年間3600トンだったが、その後減少を続け、1999年には年間100トンにまで急落した[3]。
2014年11月に国際自然保護連合のレッドリストにおいて絶滅危惧IA類に指定された[1]。
脚注
参考文献
- 多紀保彦・河野博・坂本一男・細谷和海 『新訂 原色魚類大圖鑑 圖鑑編』北隆館、2005年12月15日。ISBN 4-8326-0820-7。
- 山田梅芳・時村宗春・堀川博史・中坊徹次 『東シナ海・黄海の魚類誌』東海大学出版、2007年7月3日。 ISBN 978-4-486-01740-0。
関連項目
「カラス (魚)」の例文・使い方・用例・文例
- カラスがカーカー鳴いている
- カラスのように真っ黒な
- カラスは松の木のてっぺんに止まった
- カラスが1羽舞い降りて、何か光っているものをひっつかんだ。
- 数日前、カラスがアリ浴びをしているのを見た。
- カラスは人に慣れますか?
- カラスは以前は殆どいませんでした。
- マリア・カラスは有名なオペラ歌手でした。
- 都会は郊外よりも暖かく、夜でも明るくて物をしっかりと見ていられるので、カラスは東京を好む。
- 最近、あらゆる所でカラスを見かける。
- カラスはその農夫のとうもろこし畑をほとんどだめにしてしまった。
- (カラスのように)真っ黒い.
- カラスが鳴くのは雨の前兆だ.
- カラスは高い木へ飛んでいった.
- 君の風呂はまるでカラスの行水だ.
- カエルとカラスの鳴き声のように
- 泣き声をあげる、カラス、ミヤマガラスあるいはワタリガラスの特性
- カラス
- カラス科の鳥類
- カラス科の標準属:カラス属各種の鳥やワタリガラス類
- カラス (魚)のページへのリンク