カトリ王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 22:47 UTC 版)
第3作『半熟英雄 対 3D』より登場。 カトリイネ(あたし)(声:笹木綾子) カトリ王国の第一王女(一応3・4作目のメインヒロイン)。姓がカトリで、名前がイネ(ただし「イネ」だけで呼ばれるのを嫌っている)。登場した当初は記憶喪失で「あたし」と名乗っていた(セバスチャンがそう呼んだ)。主人公を一方的に深く愛し、呼び名もストーリーの進行に応じて「マイ王子様」→「マイ・ダーリン」→「マイ・ラヴァー」→「マイ・ハスバント」とどんどんあつかましくなっている。主人公が才能を開花させると、自分が取り残されると感じてバス停の標識で殴りつけ、無理矢理元の(あるいはそれ以上の)バカ殿に戻してしまうほど独占欲が強い。その後もことあるごとにバス停で暴力を振るい、基本的に彼女の要求をプレイヤーは拒否できない。 とはいえ、戦闘時に壊れたたまごを回復させる能力(第2作の『あたし』と同様の能力)と城を別の場所に転移させる能力を持つため、アルマムーンに欠かせない存在。また、彼女に金を貢ぐことによって姿と能力が変化していき、最終的には最強の将軍になる(ただし使い勝手の面などを含めれば最大レベルが全面的に最強とは限らない)また、能力によっては人間離れしているようなものもある。趣味はエステ(将軍になるとレベルに合わせて変化する)。 カトリイヌ(声:下屋則子(第3作)、豊口めぐみ(第4作)) カトリ王国第二王女。イネの妹で名前はイヌ。外見は姉とはちっとも似ていない美少女だが、口が悪く金遣いの荒さは姉以上。コギャルな性格。また、王女でありながらメイド服を着ている。しかし3作目では3D軍団の呪いで礼儀正しく、貢ぎイベントも発生しない。セバスチャンを「大臣おじさま」と呼び、3作目の攻略本の用語集・半熟事典では「年配好きの模様」と称された。また、4作目では英雄として覚醒する前に倒れたセバスチャンを「じじい…」と心配していた。 4作目では姉と同様に将軍としても使え、金を貢ぐことによって姿と能力が変化する。こちらの衣装は『ファイナルファンタジー』シリーズや『ドラゴンクエスト』シリーズのキャラクターのパロディになっているものが多い。また、衣装チェンジは『ファイナルファンタジーX-2』のドレスフィアのパロディである『どれ?スフィア』。第4作のメインダンジョンクリア後のイベントによると、本編での暴言の数々は「台本に書いてあるから仕方なく」との事だが、真偽は不明。趣味はコギャルファッション(衣装により変化)。 『エッグモンスターHERO』ではカトリイネや第2作のあたしに代わり、壊れたたまごを直すことができる。ストーリー上でもメインヒロインに当たり、ぶっきらぼうさは変わらないがボスの居住地に同行したり主人公に気遣いを見せるなど、性格も若干異なる。 彼女達は3次元人である為、2次元人と違い全方向を向く事ができ、舞台を歩く足音もそれぞれ設定されている。また、2次元人よりも3次元人の方が等身が高い(カトリイヌは特定の衣装チェンジで等身が変わる)。第2作の貢ぎイベントのキャラクター達と共通する点もあるが、こちらはきちんと貢いだ分だけキャラ能力として反映される点で異なる。
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