カズラ (衣服)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/27 05:41 UTC 版)

カズラ(ラテン語: casula)またはチャジブル/チャズブル(英語: chasuble)は、カトリック教会や聖公会、一部のルーテル教会の司祭、司教(主教/監督)、牧師が着用する祭服の一種。漢語では幄衣(あくい)とも呼ばれる[1]。
概要
ミサ・礼拝の時に、アルバ(アルブ)やストラ(ストール)の上に着用する。外見はポンチョに似た貫頭衣である。
比較的盛式な礼拝の際に用いられる祭服であり、平常時の礼拝の時にはアルバとストラのみを着用することがある。カズラを着用するときは、その下のストラはX字状に交差して着用する慣わしがある。
教会暦の時節に従って決められた典礼色(祭色)のものを用いる。
脚注
参考書籍
- 八木谷涼子『なんでもわかるキリスト教大事典』朝日新聞出版、2012年。ISBN 978-4-02-261721-7。
関連項目
「カズラ (衣服)」の例文・使い方・用例・文例
- ノウゼンカズラ科の植物の、ノウゼンカズラ科の植物に関する、または、ノウゼンカズラ科の植物に特徴的な
- 米国南東部の木質のつる植物で、一般的なコウモリカズラに似ているが、赤い果実を持つ
- 末端の集散花序に大きな目立つ漏斗形花を有するアリアケカズラ属の植物
- オウゴンカズラ属のさまざまな熱帯蔓植物の総称
- 米国東部一帯の沼に生える低木で、小さな白からピンクがかったスイカズラのような花を持つ
- トビカズラ属の数種の直生、またはつる性の木質植物の総称
- 低い落葉性の低木の小さな属:低木スイカズラ
- スイカズラ
- スイカズラ属の低木またはつる
- 巻き付く枝、白いあるいは黄色がかった白い花をつける低木の多いスイカズラ
- 紫の花のある低木状のスイカズラ
- 半分常緑の葉と時に応じて黄色く変色する香りの良い白い花を持つアジアの匍匐性の常緑のスイカズラ
- つる植物に似た日本のスイカズラの変種
- 黄色に変わる白い花が2つずつ咲く灰色の落葉性スイカズラの低木
- 赤や黄白色の香りのよい花を持つ、ヨーロッパ産巻きつきスイカズラ
- さんご紅色、またはオレンジ色の花を持つ北米の常緑のつる性スイカズラ
- ロシア南部から中央アジアに生育するスイカズラの低木
- いろいろなハエ・スイカズラ
- 米国南東部のウツボカズラで、直立した黄色のトランペットの形をした嚢状葉を持ち、幅広い口と直立した覆いがある
- ウツボカズラ属と同一の広がりを持つ
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