カクテルでの利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 15:28 UTC 版)
「オレンジジュース」の記事における「カクテルでの利用」の解説
カクテルには、しばしば柑橘系の果実が用いられる。オレンジも例外ではなく、しばしばその果汁(オレンジジュース)は材料(香り付けの役割もある)として使用され、オレンジジュースの独特の酸味と甘み、また柑橘類の特徴的な香りを生かしたレシピが見られる。(なお、果皮や果肉は、主に装飾や香り付けに利用される。) カクテルに加える場合は、絞りたての果汁(いわゆるフレッシュジュース)を使う場合もあれば、工業単位で大量生産されているため安価な濃縮還元オレンジジュースが使われる場合もある。ただし、基本的に濃縮還元のものを含めて、オレンジジュースは果汁100%のものを用いる。カクテルには砂糖も使用されるため、甘味料などが添加されていてはあまり意味がない。と言うのも酒が使用される通常のカクテルの場合、オレンジジュースは副材料の扱いであり、あくまで脇役ではあるものの、カクテルにした以上、使用した全ての材料の風味が活きないと意味がないからである。このため、基本的にはフレッシュジュースの使用が推奨される。 オレンジジュースは様々なカクテルに使用されている。酒類にオレンジジュースを加えることは様々に試され、また飲用されているのである。 なお、副材料としてオレンジジュースを単独で用いる例だけはなく、他の果実の果汁と混合して用いられることもある。 名前に「オレンジ」と付かないカクテルの例 オレンジジュースが使用されたカクテルには、「オレンジ・**」と呼ばれるものが複数存在する。オレンジ・ブロッサムやオレンジ・フィズなどがその例である。 また、何らかの酒をオレンジジュースで割ったものは「(酒の名前)・オレンジ」と呼ばれる場合が複数存在する。カシス・オレンジやカンパリ・オレンジなどがその例である。もちろん名称に「オレンジ」と付かないカクテルも存在するので、以下にその例を記載する。 オリンピック シャンギロンゴ スクリュードライバーそのバリエーション テキーラ・サンライズ ティフィン・タイガー バレンシア ファジー・ネーブル ブロンクス ボッチ・ボール マイタイ マリブ・ビーチ ミモザ メロンボール ノンアルコールカクテル オレンジジュースは、バーなどで雰囲気を壊さないためなどに飲まれるノンアルコールカクテルにも用いられる。以下にその例を挙げる。 シンデレラ プッシー・キャット プッシーフット フロリダ 工業的に作られるカクテル 焼酎をオレンジジュースで割ったチューハイもみられる。
※この「カクテルでの利用」の解説は、「オレンジジュース」の解説の一部です。
「カクテルでの利用」を含む「オレンジジュース」の記事については、「オレンジジュース」の概要を参照ください。
- カクテルでの利用のページへのリンク