カクテルの作成技法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 17:00 UTC 版)
シェイク(shake)、または、シェーク シェイカー(シェーカー)に氷と共に材料を入れ、シェイカーを振ることにより材料を混ぜる技法(ただし、非常に混ざりにくい材料を混合する場合は、氷を入れる前に、予めシェイカーの中でバー・スプーンなどを使ってステアすることで、材料を溶いてしまう場合もある)。この技法は、材料を混合することと冷却することを、主な目的としている。 ステア(stir)、または、ステアー、スター 混ざりやすい幾つかの材料を、氷を入れたミキシング・グラスに注ぎ、バー・スプーンなどで手早くかき混ぜる技法。英語のstirの発音は/stˈɚː/である。この技法は、材料を混合することと冷却することを目的としている。 なお、攪拌することを指す用語でもある。 ビルド(build) 直接グラスに氷や酒類などの材料を注いで作る技法。なお、この方法で冷たいロングドリンク(ロングカクテル)を作る場合で、氷を使用する時は、予めグラスに氷を入れた上で、その他の材料を入れる。この方法で作った場合、グラスに材料を注いだ後で、しばしばステアが行われる。ただし、ステアする場合でも、ステアの前に炭酸を含む材料を加えた場合、炭酸が二酸化炭素となって逃げてしまい、味が悪くならないように注意する必要がある。 ブレンド(blend) ブレンダー(ミキサー)を使い、材料とクラッシュド・アイスを細かく混ぜる技法。フローズン・スタイルのカクテルはこの技法で作られる。 フロート(float) 比重の違う液体を混ざらないように静かに注ぎ、重ねる技法。 なお、カクテルのスタイルを指す場合は、2種類の液体を使って作ったプース・カフェ・スタイルのカクテルのことを言う。
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