オーブの守護竜
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「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 〜紋章を継ぐ者達へ〜」の記事における「オーブの守護竜」の解説
グリンガ グリーンオーブの守護竜。ユイに「デブ」と形容されたように、丸々と肥えた体型のドラゴン。知性はないものの、環境に応じて肉体を変質、適応させる能力を持つ。海面から突如として現れ、船上のアロスたちを急襲した。空中からの一方的な攻撃で一行を苦戦させたが、偶然ベゼルの手からすっぽ抜けたオウエンが右目に直撃したことで撤退。その後再び現れレイアムランドを襲うが、ベゼルが偶発的にオウエンの力を解放したことでその炎に焼かれ、跡形もなく消滅した。 ブルーノ ブルーオーブの守護竜。細身で人間大のサイズであり、体型も比較的人間に近い。知性を備えており、冷酷で残忍な性格。死体を操る能力を持つ。テドンにてアロスたちに神器の在処を答えるよう脅しをかけるが、抵抗されたためそのまま戦闘となった。折しも不和が芽生えていた一行の隙をつき、アロスを籠絡しようとし、ユイに致命傷を与えた。しかしユイの死によって逆上したアロスの猛攻を受け、胴部を袈裟懸けに両断され絶命した。 アビー 人語をしゃべる竜の子。イシスの砂漠で道に迷ったアロス達を見つけ、ピエタに報告。毒舌家で、相手にとって痛烈な一言を呟くことがしばしばある。ことごとくベゼルを馬鹿にしていて彼の怒りをよく買っている。イシスからアロス達と同行していたが、その正体はオーブの守護竜の一体であり、グリンガの体とブルーノの知性を併せ持つ融合体だった。ピラミッドでアブサンに正体を見破られた後、本性を表し炎の神器を奪うべくベゼルたちに襲いかかるも、オウエンの力を解放したベゼルによって撃退される。その後エロンと融合しライムとなった。 エロン イエローオーブの守護竜。ブルーノと同じく知性を持った人間大のドラゴンだが、面長で貧相な体付き。他の人間に憑依し、意のままに操る能力を持つほか、幻術も使う。イシスにおいて様々な人物に憑依して暗躍し、最後にはリーに取り憑いてアロスに襲いかかったが、敗北し捕らえられる。その後、ハロルドを誘惑することで脱出し撤退、アビーと融合しライムとなった。 ライム グリンガ、ブルーノ、エロンの融合体。三体の守護竜それぞれの特性を備え、幻術や適応変身、屍肉を操る能力すべてを行使でき、能力を組み合わせて使うことも可能。真実の一端を知ったラーミアをアニスから引き離すための離間工作に駆り出された後、パープルオーブ強奪のためアレフガルドにいた魔物達を掌握し侵攻を開始する。まもなく竜王が自らがオーブを持つことを表明したため、自ら魔物を率いて竜王に挑み有利に戦いを進めるも、その場に居合わせたアロス、シルシル、ミシルが竜王を援護したことで敗北。その肉体は再生不能になるほど粉々にされた。 シルヴィア シルバーオーブの守護竜。人間大サイズの女性型竜人で、立ち振る舞いや喋り方も女性らしい。高度な擬態能力を持ち、様々な人間、魔物の姿を完璧に模倣することができる。竜王の城に潜入した際、その正体を見抜いた竜王によって子を身籠もらされた。その後、パプルシアが目覚めたことで本来の使命を取り戻した。 レド レッドオーブの守護竜。軽装の鎧を身につけた、巨人のような姿の竜。竜王と同じく炎の属性を持ち、炎に対しては強い耐性がある。知性や特殊な能力こそないものの、狡猾な戦術を駆使する実力者であり、伸縮自在の腕部による変幻自在の刺突や斬撃を繰り出す。パープルオーブ強奪のために派遣され、竜王配下の四天王を惨殺したうえ、変身した竜王をも追い詰めたが、アロスとアニスの連携攻撃により呆気なく敗れ去った。 パプルシア パープルオーブの守護竜。人間の女性に極めて近い姿をしている。クインゾルマの手を介さずに復活したことにより唯一本来の使命を保ったまま目覚め、シルヴィアを説得しクインゾルマの元から離反させた。
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