オリジナルシリーズ続編
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「宇宙空母ギャラクティカ」の記事における「オリジナルシリーズ続編」の解説
1980年に、続編シリーズ『Galactica 1980』全10話が製作・放映された。日本では総集編(原題:Conquest of the Earth)のみが日本語題『新宇宙空母ギャラクティカ 地球征服』としてCIC・ビクターよりビデオソフトおよびレーザーディスクで発売されている。1-3,7,8話をベースにした編集で、ギャラクティカを離反したザビエルやタイムワープ、船団の子供たちを地球に定住させるプロジェクトのくだりや円盤形新型宇宙船、ピスパニック差別はばっさりカットされている。また重力の高い惑星に育った者が、地球人以上の身体能力を発揮する描写も少ない。 2008年8月から、CS放送のスーパー!ドラマTVにて、『新宇宙空母ギャラクティカ』として国内初の放送を開始。前作同様字幕版での放送となっている。1,2話のメインタイトルは『Galactica 1980』だが、3話以降は『Battlestar Galactica』となっている。ただしロゴタイプは旧作とは違い、『Galactica 1980』と同様。 ヒューマノイド型サイロンは本作が初出。別世界から来た存在が地球の社会習慣に無知なためにトラブルを起こしたり、様々な問題(本作では環境問題に考慮しない悪徳企業など)を魔法じみた能力で解決してゆく、といった『奥様は魔女』でみられるようなシチュエーション・コメディの要素が本作では加わった。 宇宙空間でのギャラクティカや船団の航行シーン、戦闘機の発進やドッグファイトに至るまで、ミニチュアによる特殊効果カットは旧作の使い回しである。第1話にサイロンが地球攻撃する仮想映像が登場するが、これも制作元のユニヴァーサルが権利を持つ映画『大地震』の災害シーンに、強引にサイロン戦闘機とレーザー光線を合成しただけのものだった。 パイロット版として連作だった第1話からと3話までと、第4話以降ではドクター・ズィー(国内版DVD字幕ではジーと記載)の俳優が異なる。交代後のパトリック・スチュアートは、『新スタートレック』のピカード艦長で知られるパトリック・スチュワートとは別人。
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