オシフィエンチムとは? わかりやすく解説

オシフィエンチム【Oświęcim】


オシフィエンチム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/16 18:50 UTC 版)

オシフィエンチム
Oświęcim
Old Market Square


紋章
オシフィエンチム
Oświęcim
オシフィエンチム
Oświęcim
オシフィエンチム
Oświęcim
北緯50度3分 東経19度14分 / 北緯50.050度 東経19.233度 / 50.050; 19.233座標: 北緯50度3分 東経19度14分 / 北緯50.050度 東経19.233度 / 50.050; 19.233
ポーランド
マウォポルスカ県
オシフィエンチム郡英語版
グミナ オシフィエンチム(独立自治体)
創立 1117年に最古の記述
都市権授与 1291年
政府
 • 市長 ヤヌシュ・フヴィエルト
面積
 • 合計 30.3 km2
標高
230 m
人口
(2016)
 • 合計 39,057人
 • 密度 1,300人/km2
等時帯 UTC+1 (CET)
 • 夏時間 UTC+2 (CEST)
郵便番号
32–600, 32–601, 32–602, 32–603, 32–606, 32–610
市外局番 +48 033
カープレート KOS
ウェブサイト Oświęcim

オシフィエンチムポーランド語: Oświęcim [ɔɕˈfʲɛɲt͡ɕim] ( 音声ファイル)イディッシュ語: אָשפּיציןUšpitizin)は、ポーランド南部の都市。ドイツ語名はアウシュヴィッツ (Auschwitz) 。人口は約43,000。マウォポルスカ県シロンスク県の県境近く、ソワ川とヴィスワ川の合流点付近に位置し、クラクフから南西およそ60kmのところにある。1975年から1998年までは旧ビェルスコ・ビャワ県に属した。ナチ政権下で郊外にアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所が置かれたことで知られる。強制収容所跡は現在国立博物館として保存され、ユネスコ世界遺産に登録されている。

政治

オシフィエンチム・ヴァドヴィツェ選挙区

この選挙区から選出されている議員 (括弧内は所属政党)

  • アダム・ビェラン (法と正義)
  • パヴェウ・グラシ (市民プラットフォーム)
  • ヤヌシュ・リサック (民主左翼連合、労働同盟)
  • レシェック・ムジン (ポーランドの家族連盟)
  • スタニスワフ・ルィゾン (民主左翼連合、労働同盟)
  • ハリナ・タラガ (民主左翼連合、労働同盟)
  • レシェック・ジェリンスキ (ポーランド農民党)

スポーツ

オシフィエンチムにはアイスホッケーチームがあり、ポーランド国内のリーグで何度か優勝している。

歴史

都市として最初に文献に登場したのは1117年である。1179年にはクラクフ大司教区から分割され、オポーレ公国の支配下に入る。1315年から1564年まで、小規模なオシフィエンチム公国の首都であった。

第二次世界大戦が勃発するとポーランドはドイツに侵攻され、1940年にはポーランド軍の兵舎を転用してアウシュヴィッツ強制収容所が建設された。その後、町の反対側にも広大なアウシュヴィッツ=ビルケナウ第2強制収容所(ビルケナウ強制収容所)が建設された。そして、1940年から1945年の間には、多くのユダヤ人が、そこで死亡したとされる。詳細はホロコーストを参照。


オシフィエンチム(Oświęcim)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 04:53 UTC 版)

マウォポルスカ県」の記事における「オシフィエンチム(Oświęcim)」の解説

中心に旧市街があり、周囲のどかな農村広がるが、街の南東北西郊外ナチス・ドイツ建設したアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所跡がある。この強制収容所跡は博物館となっており、人類負の歴史後世伝えるためユネスコ世界遺産登録されている。市公式サイト(英語・ポーランド語)あり。 オシフィエンチム中心街 アウシュヴィッツ博物館 アウシュヴィッツ博物館

※この「オシフィエンチム(Oświęcim)」の解説は、「マウォポルスカ県」の解説の一部です。
「オシフィエンチム(Oświęcim)」を含む「マウォポルスカ県」の記事については、「マウォポルスカ県」の概要を参照ください。

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