エログロ排除路線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 00:11 UTC 版)
詳細は「23時ショー#ネット打ち切り問題」を参照 社長時代は日本民間放送連盟(民放連)の副会長を兼務。 1971年にNETテレビ制作の『23時ショー』のネット受けが打ち切られた ことは、お色気番組を嫌う高潔な性格だった高橋個人の意向が大きく関わったとされる[要出典]。毎日放送テレビはNET制作の学校放送番組をネットする準教育局という立場でもあり、高橋はNETの路線変更を嫌っていたという[要出典]。なお同時期、MBSは『バラエティショー 夜の大作戦』(自社発)と『プレイガール』シリーズ(東京12チャンネル発)の相互ネットを行っている。[独自研究?] のちに民放連会長が社長を務める在京局[どれ?]がお色気番組を放送すると、高橋は地方局の立場から批判する[要出典]など、厳格な放送人として知られるようになった。 大阪テレビ放送(OTV)の時代に高橋の指導を受けた社員が多く在籍していたABCテレビは、『23時ショー』打ち切りの一件のあと、TBSが製作した同種の番組『ナイトUP』のネットを取りやめ、番組自体が打ち切られる事態にまで発展した。その後、『ナイトinナイト』を立ち上げるときも「エロ・グロはやらない。ハダカは一切出さない[要出典]」という大原則を決め徹底したり(ナイトinナイト#概要参照)、『トゥナイト』『ウイークエンドドラマ』等のネットを拒否したりするなど、特に厳格な対応をとる路線を続けている。この路線は他局にも波及し、関西テレビ(KTV)はフジテレビ『オールナイトフジ』のネットを拒否した。在阪局のエロ排除路線は他地方にも波及し、日本テレビ系列でも『11PM』が山口放送などの局で軒並み打ち切られるようになった。[独自研究?] 高橋の没後は、竹田靑滋が関与したテレビアニメの様に、作品の性質として必要ならば「エロ・グロも厭わず盛り込む」という制作方針を取る事例も現れるようになった。
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