エルギン産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 14:50 UTC 版)
「スコッチ・ウイスキーの銘柄一覧」の記事における「エルギン産」の解説
ベンリアック(Benriach) ベンリアック蒸留所製造。トフィーのような甘さが特徴。ブレンデッドウイスキーの「クィーン・アン」、「サムシング・スペシャル」の原酒。オフィシャルは1994年に初めて発売された。大麦麦芽の一部を自家製麦でまかなっている。 グレンバーギ(Glenburgie) グレンバーギ蒸留所製造。ラムレーズンのような香りとバニラのような味が特徴。ブレンデッドウイスキー「バランタイン」に用いられ、同酒を構成する「魔法の7柱」のひとつに数えられる。仕込み水の確保に苦労していることから生産量は少ない。 グレンエルギン(Glen Elgin) グレンエルギン蒸留所(en)製造。ソフトな口当たりが特徴。蒸留所をホワイトホース社が所有している関係からホワイトホースの原酒として使用されている。かつては12年物のオフィシャルボトルのラベルに白馬が描かれていた。 グレンロッシー(Glenlossie) グレンロッシー蒸留所製造。白檀のような香りが特徴。グレンロッシー蒸留所の再留釜のラインアームには精留器が取り付けられており、これによりエタノール濃度が高く口当たりの軽いニュースピリッツが作られる。ブレンデッドウイスキーの「ヘイグ」と「ディンプル」の主要原酒。 グレンマレイ(Glen Moray) グレンマレイ蒸留所(en)製造。かつてはブレンデッドウイスキーの原酒として評価が高かった半面個性に乏しかったが、1999年に白ワイン樽を熟に用いるようになってから個性の弱さが払拭されたと評されている。 リンクウッド (Linkwood) リンクウッド蒸留所製造。軽くまろやかで飲みやすく、伝統的に「入手できる最上のモルトの一つ」と評されている。蒸留所敷地内の池に白鳥が飛来することにちなみ、ラベルには白鳥が描かれている。 ロングモーン (Longmorn) ロングモーン蒸留所製造。ラム酒のような香りとドライでスパイシーな味が特徴で、ブレンデッドウイスキーの原酒としてマッカランやグレンファーに匹敵する評価を得ている。ブレンデッドウイスキーの「クィーンアン」や「サムシングスペシャル」の原酒として用いられている。 マノックモア(Mannochmore) マノックモア蒸留所製造。色がレモンのように薄い。大麦麦芽と仕込み水はグレンロッシーと同じものが用いられており、グレンロッシーと同様にブレンデッドウイスキーの「ヘイグ」と「ディンプル」の主要原酒として用いられている。ただし、マノックモアの再留器には精留器が取り付けられていない。 ミルトンダフ(Miltonduff) ミルトンダフ蒸留所製造。軽く洗練された風味が持ち味。ブレンデッドウイスキー「バランタイン」を構成する「魔法の7柱」のひとつ。
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