エルクレスCF
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/09 03:30 UTC 版)
| エルクレスCF | ||||
|---|---|---|---|---|
| 原語表記 | Hércules de Alicante Club de Fútbol, S.A.D. | |||
| 愛称 | Los Herculanos (The Herculeans) Los Griegos (The Greeks) Los Blanquiazules (The White and Blues) | |||
| クラブカラー | 青 白 | |||
| 創設年 | 1922年 | |||
| 所属リーグ | セグンダ・フェデラシオン | |||
| 所属ディビジョン | 4部 | |||
| ホームタウン | アリカンテ | |||
| ホームスタジアム |  ホセ・リコ・ペレス | |||
| 収容人数 | 30,000人 | |||
| 代表者 |  カルロス・パロディ・ガルシア=ペルトゥサ | |||
| 監督 |  ルベン・トレシージャ | |||
| 公式サイト | 公式サイト | |||
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| ■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ | ||||
エルクレス・デ・アリカンテ・クルブ・デ・フトボル, S.A.D.(Hércules de Alicante Club de Fútbol, S.A.D. (スペイン語発音: [ˈerkules]))は、スペイン・バレンシア州アリカンテに本拠地を置くサッカークラブ。2023-24シーズンはセグンダ・フェデラシオンに所属している。
歴史
1922年創設。1935-36シーズンに初めてプリメーラ・ディビシオン(1部)に参戦したが、その後の約40年間は主にセグンダ・ディビシオン(2部)でプレーし、時にはテルセーラ・ディビシオン(当時3部)にも在籍した。1961年から1969年までは同じアリカンテに本拠地を置くアリカンテCFがエルクレスCFの若手有望株を育成するクラブとして機能した。1970年代半ばから1980年代後半にかけてプリメーラ・ディビシオンに計10シーズン在籍した後はセグンダ・ディビシオンやセグンダ・ディビシオンB(3部)でプレーし、1995-96シーズン終了後に9年ぶりのプリメーラ・ディビシオン昇格を決めたが、この時は1シーズンでセグンダ・ディビシオン降格となり、再びセグンダ・ディビシオンBまで落ちた。
2004-05シーズンはセグンダ・ディビシオンBを2位で終え、昇格プレーオフを勝ち抜いて5シーズンぶりにセグンダ・ディビシオンに昇格した。2005-06シーズンから3シーズンはセグンダ・ディビシオンで確固たる地位を築き、2008-09シーズンは昇格したCDテネリフェと勝ち点3差の4位で昇格を逃した。2009-10シーズンは常に昇格争いに絡むシーズンを送った。41節のラーヨ・バジェカーノ戦は前半終了時点で0-1と劣勢だったが、後半に2-1と逆転して勝利し、レアル・ベティスを上回って昇格圏内の3位に浮上した。最終節(42節)はセグンダ・ディビシオンB降格の危機にあったレアル・ウニオンに2-0で勝利し、13シーズンぶりのプリメーラ・ディビシオン昇格を果たした。レバンテUD、エルクレスCF、レアル・ベティスの3クラブは同勝ち点であり、得失点差で昇格クラブが決まる接戦であった。
2010-11シーズン、2010年9月11日にカンプ・ノウで行われたFCバルセロナ戦はネルソン・バルデスの2得点で2-0と勝利した[1]。FCバルセロナはホームで13連勝中であり、3ヶ月以上に渡って1得点以上を挙げていたが、どちらの記録もストップさせ、1年3か月ぶりにホームでの敗北を与えた[2]。両者の対戦は1996-97シーズン以来であったが、この勝利でFCバルセロナに対して3連勝となった[3]。シーズン前半戦は順位表の中位に位置したが、後半戦に失速し、19位でセグンダ・ディビシオン降格となった。
タイトル
国内タイトル
- セグンダ・ディビシオン (3)
- 1934-35, 1965-66, 1995-96
- テルセーラ・ディビシオン (5)
- 1931-32, 1932-33, 1959-60, 1968-69, 1969-70
過去の成績
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- 20シーズン - プリメーラ・ディビシオン
- 43シーズン - セグンダ・ディビシオン
- 18シーズン - セグンダ・ディビシオンB
- 1シーズン - セグンダ・ディビシオンRFEF
- 7シーズン - テルセーラ・ディビシオン
歴代監督
 マヌエル・オリバレス (1939-1941) マヌエル・オリバレス (1939-1941)
 ホセ・イララゴーリ (1955-1956) ホセ・イララゴーリ (1955-1956)
 カルロス・イトゥラスペ (1961-1963) カルロス・イトゥラスペ (1961-1963)
 ホセ・ベルムデス (1962-1965) ホセ・ベルムデス (1962-1965)
 ペペ・ミジャン (1964-1965) ペペ・ミジャン (1964-1965)
 セルヒオ・ロドリゲス (1967-1968) セルヒオ・ロドリゲス (1967-1968)
 アントニ・ラマレッツ (1967-1968) アントニ・ラマレッツ (1967-1968)
 アルバロ・ペレス (1968-1969) アルバロ・ペレス (1968-1969)
 ルイス・オルテガ (1968-1969) ルイス・オルテガ (1968-1969)
 ミゲル・ゴンサレス・ペレス (1970-1971) ミゲル・ゴンサレス・ペレス (1970-1971)
 シャーンドル・コチシュ 1972-1974 シャーンドル・コチシュ 1972-1974
 ミゲル・ムニョス 1976-1977 ミゲル・ムニョス 1976-1977
 パキート 1982 パキート 1982
 マルセル・ドミンゴ 1989 マルセル・ドミンゴ 1989
 ダビド・ビダル 1997-1998 ダビド・ビダル 1997-1998
 アルバロ・ペレス (2001-2002) アルバロ・ペレス (2001-2002)
 フェリペ・ミニャンブレス & エルネスト・リュブラガート (2001-2002) フェリペ・ミニャンブレス & エルネスト・リュブラガート (2001-2002)
 フェリペ・ミニャンブレス (2002-2003) フェリペ・ミニャンブレス (2002-2003)
 ヨシップ・ヴィシュニッチ (2002-2003) ヨシップ・ヴィシュニッチ (2002-2003)
 ホセ・カルロス・グラネロ (2003-2005) ホセ・カルロス・グラネロ (2003-2005)
 ハビエル・スビラッツ (暫定) (2004-2005) ハビエル・スビラッツ (暫定) (2004-2005)
 フアン・カルロス・マンディア (2004-2006) フアン・カルロス・マンディア (2004-2006)
 パキート・エスクデロ (暫定) (2005-2006) パキート・エスクデロ (暫定) (2005-2006)
 ホセ・ボルダラス (2005-2007) ホセ・ボルダラス (2005-2007)
 ホス・ウリベ (2006-2007) ホス・ウリベ (2006-2007)
 パキート・エスクデロ (2006-2007) パキート・エスクデロ (2006-2007)
 アンドニ・ゴイコエチェア (2007-2008) アンドニ・ゴイコエチェア (2007-2008)
 フアン・カルロス・マンディア (2008-2009) フアン・カルロス・マンディア (2008-2009)
 エステバン・ビーゴ (2009-2011) エステバン・ビーゴ (2009-2011)
 ミロスラヴ・ジュキッチ (2011) ミロスラヴ・ジュキッチ (2011)
 フアン・カルロス・マンディア (2011-2012) フアン・カルロス・マンディア (2011-2012)
 キケ・エルナンデス (2012-2014) キケ・エルナンデス (2012-2014)
 スラヴィシャ・ヨカノヴィッチ (2014) スラヴィシャ・ヨカノヴィッチ (2014)
 パチェタ (2014-2015) パチェタ (2014-2015)
 マノロ・エレーロ (2015-2016) マノロ・エレーロ (2015-2016)
 ビセンテ・ミル (2016) ビセンテ・ミル (2016)
 ルイス・テベネット (2016-2017) ルイス・テベネット (2016-2017)
 カルロス・ルケ (2017) カルロス・ルケ (2017)
 グスタボ・シビエロ (2017) グスタボ・シビエロ (2017)
 クラウディオ・バラガン (2017-2018) クラウディオ・バラガン (2017-2018)
 ヨシプ・ヴィシュニッチ (2018) ヨシプ・ヴィシュニッチ (2018)
 リュイス・プラナグマ (2018-2019) リュイス・プラナグマ (2018-2019)
 ホセ・ルイス・ベガル (2019) ホセ・ルイス・ベガル (2019)
 ヘスス・ムニョス (2019) ヘスス・ムニョス (2019)
 ビセンテ・ミル (2019-2020) ビセンテ・ミル (2019-2020)
 セルヒオ・モラ・サンチェス (2021-) セルヒオ・モラ・サンチェス (2021-)
歴代所属選手
GK
 ヤン・トマシェフスキ 1981-1982 ヤン・トマシェフスキ 1981-1982
 トニョ 2002-2003 トニョ 2002-2003
 セルヒオ・サンチェス・サンチェス 2005-2006 セルヒオ・サンチェス・サンチェス 2005-2006
 リュドヴィク・ビュテル 2005 リュドヴィク・ビュテル 2005
 イスマエル・ゴメス・ファルコン 2007、2011- イスマエル・ゴメス・ファルコン 2007、2011-
DF
 エラディオ 1972-1974 エラディオ 1972-1974
 フアン・バエナ 1972-1982 フアン・バエナ 1972-1982
 ダビド・カステード 1997-1998 ダビド・カステード 1997-1998
 アーロン・ガリンド 2006 アーロン・ガリンド 2006
 セサル・マルティン 2007-2009 セサル・マルティン 2007-2009
 ファンラ 2009-2013 ファンラ 2009-2013
 ノエ・パマロ 2009-2011, 2013-2014 ノエ・パマロ 2009-2011, 2013-2014
MF
 ジョゼップ・マリア・フステ 1972-1973 ジョゼップ・マリア・フステ 1972-1973
 サンドロ・メンデス 1996-1998 サンドロ・メンデス 1996-1998
 ミゲル・デ・ラス・クエバス 2004-2006 ミゲル・デ・ラス・クエバス 2004-2006
 シシ 2004-2006 シシ 2004-2006
 フランシスコ・ファリノス 2006-2011 フランシスコ・ファリノス 2006-2011
 アリエル・モンテネグロ 2006-2008 アリエル・モンテネグロ 2006-2008
 ディエゴ・マテオ 2006-2007 ディエゴ・マテオ 2006-2007
 カルメロ・ゴンサレス 2007 カルメロ・ゴンサレス 2007
 アベル・アギラール 2008-2009 アベル・アギラール 2008-2009
 フランシスコ・ルフェテ 2009-2012 フランシスコ・ルフェテ 2009-2012
 クリスティアン 2009-2012 クリスティアン 2009-2012
 フアンミ・カジェホン 2011-2013 フアンミ・カジェホン 2011-2013
 フラン・メリダ 2012-2013 フラン・メリダ 2012-2013
 杉田祐希也 2013-2015 杉田祐希也 2013-2015
FW
 マヌエル・オリバレス 1939-1941 マヌエル・オリバレス 1939-1941
 ルイス・アラゴネス 1959-1960 ルイス・アラゴネス 1959-1960
 マリオ・ケンペス 1984-1986 マリオ・ケンペス 1984-1986
 マノロ・アルファロ 1994-1998, 2001-2003 マノロ・アルファロ 1994-1998, 2001-2003
 フラビオ・マエストリ 1997-1998 フラビオ・マエストリ 1997-1998
 ロナルド・ゴメス 1997-1998 ロナルド・ゴメス 1997-1998
 ミラン・オステルツ 1998-1999 ミラン・オステルツ 1998-1999
 モイセス・ガルシア 2005-2007 モイセス・ガルシア 2005-2007
 パブロ・カランドリア 2006-2007 パブロ・カランドリア 2006-2007
 シスコ・ナダル 2006-2007 シスコ・ナダル 2006-2007
 トテ 2006-2012 トテ 2006-2012
 イオネル・ダンチウレスク 2009-2010 イオネル・ダンチウレスク 2009-2010
 ホセバ・デル・オルモ 2009-2011 ホセバ・デル・オルモ 2009-2011
 ハビエル・ポルティージョ 2010-2011、2012-2015 ハビエル・ポルティージョ 2010-2011、2012-2015
 ダヴィド・トレゼゲ 2010-2011 ダヴィド・トレゼゲ 2010-2011
 ネルソン・バルデス 2010-2011 ネルソン・バルデス 2010-2011
 エズ・アブデ 2019-2021 エズ・アブデ 2019-2021
脚注
- ^ “Valdez brace sinks champions”. ESPN Soccernet (2010年9月1日). 2010年9月29日閲覧。
- ^ バルサ、昇格組エルクレスにホームで不覚 UEFA.com、2010年9月12日
- ^ Remarkable runs and a seismic shock FIFA.com、2010年9月15日
外部リンク
エルクレスCF
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 02:26 UTC 版)
「フランシスコ・ルフェテ」の記事における「エルクレスCF」の解説
2009年7月中旬、RCDエスパニョールを放出され、故郷に近いエルクレスCFに2年契約(1年の延長オプション付き)移籍した。すでに32歳になっていたが、2009-10シーズンのセグンダ・ディビシオンでは2000分近い出場時間を記録し、13年ぶりのプリメーラ・ディビシオン昇格に貢献した。11-12シーズンは、チームと契約が残っていたものの、出場選手登録から外れたため、出場機会を得られなかった。 その後、現役引退。指導者の道へ進んだ。
※この「エルクレスCF」の解説は、「フランシスコ・ルフェテ」の解説の一部です。
「エルクレスCF」を含む「フランシスコ・ルフェテ」の記事については、「フランシスコ・ルフェテ」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
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