エリス公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/11 04:03 UTC 版)
「メアリーズビル (カリフォルニア州)」の記事における「エリス公園」の解説
メアリーズビルの最も記念すべき中心的存在はエリス湖である。この湖は繁茂する緑と側道で囲まれている。南は9番通り、東はB通り、北は14番通り、西はD通りに区切られている。 エリス湖はかつて見苦しい沼だった。メアリーズビルの婦人改良クラブがサンフランシスコのゴールデンゲート公園を設計したジョン・マクラーレン (造園家)にこの沼を「美しい湖」に変えることを委託したのが1924年のことだった。このプロジェクトは1939年に完成した。最近も現市長ビル・ハリスの努力もあって、改良が加えられている。 2002年10月20日、湖の底、水深7フィート (2.1 m) で1台の車が発見された。車の中にはメアリー・ジェーン・グッディングの白骨化した死体があった。メアリーズビル警察署はグッディングが1981年10月10日に夫の車を運転して誤って湖に落下したと考えている。彼女の子供達は彼女が犯罪行為の犠牲になったと考えた。しかし、メアリーズビル警察署はそれが犯罪であるという証拠が無いという姿勢を崩していない。 メアリーズビルの市民W・T・エリス・ジュニアに因んで名付けられたこの湖では、歩道、ピクニック場、釣り、ペダルボートなどを楽しむことができる。エリス湖では毎年独立記念日の祭が開催され、モーターボートや段ボールボートのレースが行われる。若者達は段ボールとダクトテープでボートを作り、それを沈ませずに湖を渡ることを試みる。2004年に湖の中心にある島から打ち上げられた花火が群衆の中に落下して一人の少女が足の一部を失った後は、毎年行われていた花火大会が中止になった。この年は例年より2倍の花火を用意しており、打ち上げがより難しく危険な状態になっていた。この事件に関する裁判が11か月間行われ、カリフォルニア州森林火災予防部が、ガゼボー島から打ち上げられた花火の弾頭が低高度で破裂し、湖の対岸にいた群衆の中に飛び込んだという報告書を公表した。 2007年10月、噴水と照明装置が一新され上級のものになった。照明は37色を発光でき、年間を通して午後8時から深夜まで点灯されている。この会衆派ヘルプ・エリス湖プロスパーと呼ばれる団体を形成した地元市民集団の努力もあって可能になった。
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