エットーレ・スコラとは? わかりやすく解説

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エットーレ・スコラ

(エットレ・スコーラ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/27 01:27 UTC 版)

エットーレ[注釈 1]・スコラ
Ettore Scola
エットーレ・スコラ
生年月日 (1931-05-10) 1931年5月10日
没年月日 (2016-01-19) 2016年1月19日(84歳没)
出生地 トレヴィーコ
死没地 ローマ
国籍 イタリア
職業 映画監督脚本家舞台演出家
主な作品
『あんなに愛しあったのに』
特別な一日
『ル・バル』
マカロニ
受賞
カンヌ国際映画祭
監督賞
1976年『醜い奴、汚い奴、悪い奴』
脚本賞
1980年『テラス』
ヴェネツィア国際映画祭
国際カトリック映画事務局賞
1989年BARに灯ともる頃
監督・ばんざい!賞
2013年『フェデリコという不思議な存在』
ベルリン国際映画祭
銀熊賞(監督賞)
1984 年『ル・バル』
ゴールデングローブ賞
外国語映画賞
1977年『特別な一日
セザール賞
監督賞
1984年『ル・バル』
外国映画賞
1974年『あんなに愛しあったのに』
1977年『特別な一日
その他の賞
備考
第55回ヴェネツィア国際映画祭 審査委員長(1998年)
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エットーレ[注釈 1]・スコラEttore Scola1931年5月10日 - 2016年1月19日)は、イタリア映画監督脚本家

来歴

1950年代前半、20歳で脚本家としてデビュー、40本以上もの脚本を量産。1964年、『もしお許し願えれば女について話しましょう』で映画監督としてデビューした。

1976年の『醜い奴、汚い奴、悪い奴』で第29回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞、1980年の『テラス』で第33回カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞、1984年の『ル・バル英語版』で第34回ベルリン国際映画祭銀熊賞 (監督賞)を受賞した。

2012年4月、トリノ・レージョ劇場の依頼で、モーツァルト歌劇コジ・ファン・トゥッテ》を手掛け、オペラ演出家デビュー。2014年夏のプッチーニ音楽祭で《ラ・ボエーム》を演出し、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場の2015年-2016年シーズン・オープニング作品として再演。

この公演終了間もない、2016年1月19日、ローマ市内の病院で死去。84歳没[2]

2016年夏にはプッチーニ音楽祭で《ラ・ボエーム》(アンジェラ・ゲオルギューラモン・バルガス共演)が再演されると共に、2017年2月にはジェノヴァで《コジ》が上演されるなど、追悼上演が決まっている。

フィルモグラフィー

脚本作品

監督作品

脚注

注釈

  1. ^ a b イタリア語では語頭のEにアクセントがあるため、カナ表記としては「エットレ」が原音に近く、「エットーレ」という表記は明らかに誤りである[1]

出典

  1. ^ 『伊和中辞典』(第2版)小学館、580頁。ISBN 4-09-515402-0 
  2. ^ イタリアの巨匠エットレ・スコーラ監督が死去”. 映画.com (2016年1月20日). 2016年1月20日閲覧。

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