エジプト・トルコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 20:58 UTC 版)
「ナポレオン -獅子の時代-」の記事における「エジプト・トルコ」の解説
コライム アレクサンドリア長官。フランス軍を蛮族と見下している。自身も勇猛な騎兵であり、その前近代的な一騎駆けはナポレオンに酷評される一方、ミュラやランヌといった猛将たちを奮い立たせた。デュマと壮烈な一騎討ちを演じて敗死。 ムラード・ベイ エジプトのマムルークの首領。蠅叩きで人を殴り殺せるほどの怪力の持ち主で、「殺し合いが好き」と公言するほどの戦争好き。手塩にかけた部下たちがフランス軍の近代戦法に殺戮されるのを見て憤慨し、以後は復讐を胸にゲリラ戦を展開する。 イブラヒム・ベイ ムラード・ベイと共にピラミッドの戦いに敗れ、ジェッザー・パシャの庇護下に走り、兵力を貸与されるも、ジェッザー・パシャに左眼と鼻を削ぎ落とされてしまう。ヤッファに立て篭もった後、軍隊内でペストが流行。彼も感染したが、「3万の軍隊に匹敵する力を得た」と歓喜し、これがヤッファのフランス軍ペスト流行に繫がった。 ジェッザー・パシャ アクル(アッコ)の統治者。別名「殺し屋太守」。残虐な性格で、人の鼻を削いだり目玉を抉ったりすることを好み、周囲から嫌われている。武勇に欠け、アクル攻囲戦では援軍のシドニー・スミスやフェリポーらが善戦するのを尻目に、一人逃亡を図った。アクル戦後に市民から反逆されかけたが、結局恐れが骨髄まで染み込んだ市民は何ら行動を起こせず、スミスに革命は無理な国と嘲笑された。
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