エジプト・ギリシャの薬学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/23 17:55 UTC 版)
「ヒポクラテス」、「テオプラストス」、および「ペダニウス・ディオスコリデス」も参照 古代エジプトにおいては、紀元前1550年頃の著作と推定されている約700種の薬品が記録されたパピルス文書が発見されている。 古代ギリシアにおいては、ヒポクラテス医学が400種の薬を使用したとされ、また紀元前300年頃に活躍した哲学者・博物学者のテオフラストスの著書『植物誌』第9巻に薬草に関する記事が記され、続いてローマ皇帝ネロに仕えたペダニウス・ディオスコリデスの『マテリア・メディカ』(『薬物誌』『ギリシア本草』)は、中世・近世の中近東及びヨーロッパに大きな影響を与えた。
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