イージスBMD 3.0シリーズとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > イージスBMD 3.0シリーズの意味・解説 

イージスBMD 3.0シリーズ(ブロック2004)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 07:21 UTC 版)

イージスシステム」の記事における「イージスBMD 3.0シリーズ(ブロック2004)」の解説

まず2004年9月交戦機能省いて弾道ミサイル捜索追尾のみを行うLRS&T(Long range surveillance & track機能だけを実装したBMD 3.0Eが先行配備されたのち、2005年春より、SM-3ブロックI弾道弾迎撃ミサイルによる交戦対応したBMD 3.0実用化された。ただしこちらも、あくまで予備的な交戦機能Preliminary Engagement Capability)と位置付けられている。

※この「イージスBMD 3.0シリーズ(ブロック2004)」の解説は、「イージスシステム」の解説の一部です。
「イージスBMD 3.0シリーズ(ブロック2004)」を含む「イージスシステム」の記事については、「イージスシステム」の概要を参照ください。


イージスBMD 3.0シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 05:36 UTC 版)

イージス弾道ミサイル防衛システム」の記事における「イージスBMD 3.0シリーズ」の解説

第一段階としてのイージスBMD 3.0シリーズでは、短距離弾道ミサイルshort-range ballistic missile, SRBM)および準中距離弾道ミサイルmedium-range ballistic missile, MRBM)への迎撃能力整備された。 2004年9月交戦機能省いて遠距離捜索追跡Long range surveillance & track機能だけを実装したバージョンとしてBMD 3.0Eが先行して実用化された。これにより、コンピュータ・プログラム改良によって、レーダー・エネルギーを集中させて弾道ミサイル追尾することができるようになったほか、IBSIntegrated Broadcast Service統合同軸送信サービス)に接続するための端末装置であるJTTJoint Tactical Terminal)が搭載された。 2005年春SM-3ブロックIによる交戦機能追加したBMD 3.0実用化された。この時点では、BMD 3.0搭載したはいずれタイコンデロガ級であり、アーレイ・バーク級改修内容は、BMD 3.0Eによる捜索追跡機能限られた2006年8月SM-3ブロックIA運用対応したBMD 3.6承認実用化された。BMD 3.0はあくまで予備的な交戦機能Preliminary Engagement Capability)しか備えていなかったのに対しBMD 3.6実戦的交戦機能(Operational Engagement Capability)を備えたものと位置付けられている。スタンダードSM-3精密な射撃のため、発射直前まで精確なGPSデータ算出するシステム(VGI)が導入されており、膨大な情報処理するため、C&Dに補助コンピュータ追加されているほか、Mk.41発射機も、SM-3発射時の圧力に耐えられるように強化されるとともにデータ転送用の光ファイバー回線追加された。これにより、発射時の座標は、個々ミサイル・セル単位直前まで正確に計算され入力される。BMD3.6はタイコンデロガ級アーレイ・バーク級両方搭載されていったほか、日本こんごう型でも搭載された。 サブバージョンとしてのBMD 3.6.1では初期的なLORLaunch on Remote)が導入された。これは自艦の前方展開した他のセンサーからの情報基づいてSM-3発射、自艦のレーダー目標捉えた時点最終誘導入って迎撃するのである

※この「イージスBMD 3.0シリーズ」の解説は、「イージス弾道ミサイル防衛システム」の解説の一部です。
「イージスBMD 3.0シリーズ」を含む「イージス弾道ミサイル防衛システム」の記事については、「イージス弾道ミサイル防衛システム」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「イージスBMD 3.0シリーズ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


このページでは「ウィキペディア小見出し辞書」からイージスBMD 3.0シリーズを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からイージスBMD 3.0シリーズを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からイージスBMD 3.0シリーズを検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イージスBMD 3.0シリーズ」の関連用語

イージスBMD 3.0シリーズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イージスBMD 3.0シリーズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのイージスシステム (改訂履歴)、イージス弾道ミサイル防衛システム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS