イージスBMD 5.0シリーズ(ブロック2010/2012/2014)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 07:21 UTC 版)
「イージスシステム」の記事における「イージスBMD 5.0シリーズ(ブロック2010/2012/2014)」の解説
イージスBMD 5.1はAWS ベースライン9.C2と統合されたものとなり、迎撃ミサイルをSM-3ブロックIIAに更新してIRBMへの本格的な対処能力を獲得する。
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イージスBMD 5.0シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 05:36 UTC 版)
「イージス弾道ミサイル防衛システム」の記事における「イージスBMD 5.0シリーズ」の解説
BMD 4.0をもとに、AWSベースライン9.C1と統合したのがBMD 5.0である。BMD 4.0以前では、対空戦(Anti-aircraft warfare, AAW)機能とミサイル防衛(BMD)機能とで異なるプログラムを切り替えて使用していたが、BMD 5.0では同時に使用できるようになり、IAMD(integrated air and missile defense)が実現されることとなった。改良型のBMD 5.0CUでは、SM-6の運用にも対応し、終末段階での弾道ミサイル迎撃も可能となった。 BMD 5.1はAWS ベースライン9.C2と統合されたものとなり、迎撃ミサイルをSM-3ブロックIIAに更新してIRBMへの本格的な対処能力を獲得するとともに、EOR(Engage on Remote)にも対応する。これは、イージスBMD艦自身のレーダーで目標を探知する前に、地上レーダーや衛星などからの情報だけで迎撃ミサイルを発射し、前方のレーダーに管制を委ねて迎撃するものであり、これによりSM-3ブロックIIAの長射程を活かし、自艦のレーダー範囲外の目標も迎撃することができる。 BMD5.0シリーズはAWSベースライン9を搭載するアーレイ・バーグ級、日本のまや型には建造当初から搭載される。また、AWSベースライン4を搭載するタイコンデロガ級、日本のあたご型にはBMD5.0シリーズへの改修工事(近代化改修)が予定されている。
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