イステール家の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 09:06 UTC 版)
「宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する」の記事における「イステール家の関係者」の解説
ナルソン・イステール イステール領の領主。アルカディア陸軍イステリア方面第1軍団長。リーゼの父、ジルコニアの夫。45歳→46歳。 良識のある人物で、村民の生活を考慮して税率を決めたり、積極的に村の困り事に参加したりと、領主として村民からの信頼が厚い。 ジルコニアとは政略結婚という関係だが、むしろ娘か妹として家族となっている模様。 ジルコニア・イステール ナルソンの妻。26歳。アルカディア陸軍イステリア方面第2軍団長。 農民出身で、16歳でナルソンと結婚するまでは畑仕事などをしていた。バルベールの兵による襲撃で家族や隣人を皆殺しにされ、故郷をなくした。その後、バルベールへの復讐を誓ったジルコニアは、目覚ましい戦功を挙げたことでナルソンの目に留まる。ナルソンは、バルベールとの戦争の旗印のために彼女を妻にし、ジルコニアは復讐相手を知ることを条件にそれに応じた。バルベールとの戦争にケジメを付けたら離縁して平民に戻るつもりでいる。 隣国バルベールを「血も涙もない悪魔のような国」と評するほど嫌っており、バルベールとの戦争に備えてカズラから軍事面での支援を受けるべく、カズラとリーゼが恋仲になるよう策す。自身や侍女たちも含めてカズラを誘っているが、前述のトラウマによって性的なことは受け付けられない状態。 軍人としては「常勝将軍のジルコニア」との呼び名で知られている。バルベールに対しての戦意は高く、むしろ「仕掛けてくるならこっちから攻め込もう」と逸りがちなところがある。 アイザック・スラン アルカディア陸軍の兵士。スラン家の長男。20歳→21歳。カズラがグリセア村に滞在している最中、村の視察のためにグリセア村を訪れる。真面目で責任感が強く、懸命に職務をこなしているため、ナルソンやジルコニアから信を置かれている。日本の食べ物を摂取した結果、身体能力が飛躍的に向上した。 カズラがグレイシオールだと悟った際、それまでカズラを不審者扱いし、捕縛してお前呼ばわりするなど、無礼な態度をとったことを詫び、自害しようとした。 リーゼに対して好意を抱いており、リーゼがカズラに親愛のブレスレットを渡しているところを目の前で目撃した際には、足がふらつくほど落ち込んだ。他にもスピンオフでマリーたちの企画した出会い斡旋業で客寄せ看板を頼まれた際にも、大真面目にマッチング相手とデートしているところをリーゼに目撃されてへこむなど、真面目過ぎて損をしてしまうタイプ。 ハベル・ルーソン アルカディア陸軍の兵士。アイザックの部下。マリーの腹違いの兄。ルーソン家の次男。20歳→21歳。 父や兄からは奴隷として扱われているマリーを実の妹として接しており、自分が軍部で昇進し、ルーソン家に益を成すことを条件にマリーを奴隷から解放するよう、父・ノールと約束している。カズラが現れてからはいち早くマリーを奴隷から解放すべく、マリーがカズラの専属料理人となり、カズラとイステール家の庇護下に入るよう策す。日本の食べ物を摂取し、飛躍的に身体能力が向上した。 エイラ イステール家の侍女。25歳。長らくリーゼ専属の従者として仕えており、カズラがイステール家に訪れてからはマリーの指導役としてカズラの従者を兼任している。 カズラの従者を兼任する際にジルコニアからカズラがグレイシオールであることを知らされ、カズラとリーゼの間を取り持つよう頼まれる。 シェリー イステール家の侍女。マリー、エイラと仲が良い。お調子者な性格。 ミリア スピンオフに登場したイステール家の侍女。絵を描くのが好きで、それが高じた結果貴族の屋敷などで壁画を描く仕事を依頼されることが多い。 セレット グリセア村の守備隊長。20歳。長らくリーゼの部屋の警備兵を担っていた。昔、ジルコニアが逃げ延びた村でジルコニアと生活を共にしたことがあり、一時はジルコニアを村に連れ戻して再び共に生活することを考えていた。
※この「イステール家の関係者」の解説は、「宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する」の解説の一部です。
「イステール家の関係者」を含む「宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する」の記事については、「宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する」の概要を参照ください。
- イステール家の関係者のページへのリンク