アメリカ同時多発テロ事件への応答
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「フランクリン・グラハム」の記事における「アメリカ同時多発テロ事件への応答」の解説
2001年9月11日アメリカ同時多発テロ事件の直後、同年9月14日にワシントン大聖堂でジョージ・W・ブッシュ大統領はじめ政府関係者出席のもと行われた礼拝のあと、CNNの番組取材を受けたフランクリン・グラハムは、ジュディ・ウッドラフ記者en:Judy Woodruffの質問に対して次のように述べ、アメリカ合衆国の保有する大量破壊兵器の使用をアメリカ国民に訴えた。 ジュディ・ウッドラフ記者 ベトナム戦争以来、あるいはそれ以前からアメリカ人は、自国の若い人々を地の果てに送って、アメリカ人が理解も支持もしていない目的のために彼らを死なせることをためらうようになったと、繰り返し言われています。あなたは、そうではないと言うのですね? フランクリン・グラハム 今回は違います。これは、この国の安全のためなのです。ジュディ、これは乱暴に聞こえるかもしれませんが、われわれはこの敵を倒すために必要ならば、われわれが保持するあらゆる武器を用いなければならないのです。控えるべきだとは思いません。私たちの持っている重要な武器のいくつかを用いることが怖いからといって、技術と武器の使用を控え、若い男性や女性を派遣して犠牲にするなら、それは大きな間違いです。この敵を倒すために、言いたくはありませんが、私たちは私たちの武器庫にある全ての、地獄のような武器を、必要ならば用いなければならないでしょう。 ジュディ・ウッドラフ記者 アメリカ合衆国国民は若いアメリカ人たちを死なせる用意があるとほんとうに思うのですね? フランクリン・グラハム いいえ。しかし私は、アメリカ国民はテロリズムを止めるつもりがあり、そのために若い男性や女性を不必要には派遣しない決意だろうと思います。そして実際、いくらかの若い男性や女性の命が失われるかもしれません。私はそうならないことを祈ります。だからこそ、私は、若い男性や女性をただ(音声の乱れ)として犠牲にしないため、われわれが保有する武器を使用する必要があると思います。われわれが持っている武器を使いましょう。もし必要ならばわれわれの持っている大量破壊兵器を使用して、敵を破壊しようではありませんか。
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