ヨウシュヤマゴボウ
ナデシコ目ヤマゴボウ科の多年草。アメリカ原産の種だが日本でもすでに帰化しており、河川敷の藪などでよく見かける。キク科植物のヤマゴボウとは名称は似るものの植物学的な近縁関係はない。
ヨウシュヤマゴボウの実はひと房にブドウのように夥しく生る。成熟すると果汁を多く含んだ黒紫色の実になる。衣服などにつくと洗ってもなかなか落ちない。このため染料として用いられることがある。
ヨウシュヤマゴボウには毒があり、誤って実を食するなどした場合は摂取量によっては死に至る恐れもある。汁に触れただけでも皮膚が弱ければ影響を受ける場合がある。一見するとブドウやブルーベリーのような果物に見えなくもないため、子供が誤って食べたりしないよう注意を払う必要がある。
亜米利加山牛蒡
ヨウシュヤマゴボウ
(アメリカヤマゴボウ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 07:41 UTC 版)
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡、学名: Phytolacca americana)はヤマゴボウ属の多年草。別名はアメリカヤマゴボウ[2]。
注釈
出典
- 1 ヨウシュヤマゴボウとは
- 2 ヨウシュヤマゴボウの概要
- 3 食用の「山ごぼう」との違い
- 4 外部リンク
- アメリカヤマゴボウのページへのリンク