アプリケーションゲートウェイ型とは? わかりやすく解説

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アプリケーションゲートウェイ型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 00:48 UTC 版)

ファイアウォール」の記事における「アプリケーションゲートウェイ型」の解説

パケットではなくレイヤ7HTTPFTP といった、アプリケーションプロトコルのレベル外部との通信代替し、制御するもの。一般的にはプロキシサーバ呼ばれている。アプリケーションゲートウェイ型ファイアウォール内部ネットワークでは、アプリケーションはアプリケーションゲートウェイ(プロキシサーバ)と通信を行うだけであり、外部との通信はすべてプロキシサーバ仲介する。アプリケーションプロキシが用意されていないサービスについては、サーキットプロキシで対応する事が可能である。 このため、アプリケーションゲートウェイで許されているプロトコルトンネリングを行うソフトウェア例えSoftEtherやhttptunnelといった、運用方法によってはセキュリティホールになりうる実装利用を、かえって促進してしまうという事例も近年目立っている。強すぎるセキュリティポリシー迂回路招いてしまっているとも言えるプロキシは単に中継するだけの物が多いが、レイヤ7ファイアウォールアプリケーション通信中身検査する事ができる(例:アクセスURLチェックウイルスチェック情報漏洩検出)。そのため、検査仕方によってはレイヤ7ファイアウォールは相当な負荷掛かりファイアウォールの処理上も、通信上もボトルネックとなることもある。また、未成年好ましくないコンテンツのみを、末端ユーザにはプロキシサーバ存在意識させない状態で、自動的にフィルタリングしてしまうといった実装も可能である。 なお、アプリケーション通信中身検査するため、電気通信事業者が自らが仲介する通信の内容立ち入ってならない通信の秘密と言う原理原則反す検閲だと批判する向きもある。通信事業携わる技術者学者の間ではこういった種類ファイアウォール設置するという発想強く批判する向きもある[誰?]。 なお実際にISPのぷららがファイル共有ソフトウェアWinny通信全て遮断する事を計画発表し、それに対して通信の秘密侵害する可能性があるとして総務省ら行指導を受け、Winny遮断は同ISPユーザ利用者選択任せるとした事例もあった。[要出典]

※この「アプリケーションゲートウェイ型」の解説は、「ファイアウォール」の解説の一部です。
「アプリケーションゲートウェイ型」を含む「ファイアウォール」の記事については、「ファイアウォール」の概要を参照ください。

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